自作ウイルスを作った息子のお友達
息子の小学校のお友達に面白い子がおりました。今日はそのA君のお話をします。
A君は小学生のうちから、選ばれた子が通う筑波の講義にも参加していた天才君です。
我が家の息子が立派なパソコンオタクに成長したこともあり、理数系が飛び抜けて得意なA君と話すのはとても楽しかったようで、よくその様子を私に話してくれました。
A君の賢さは同級生のお母さん達もよく知っていました。何故かというと夏休み明けの授業参観で教室に行くと、A君の研究発表の模造紙が毎年5枚ほど廊下に貼り出されます。
文字は全部パソコン打ちだし、表なども素晴らしくて、それを初めて目にした時は小学生の夏休み宿題レベルではないと心底ビックリしました。
それに比べてウチの息子ときたら、木とビー玉で作ったゲームを誇らしげに提出していましたからね。。。。
なので、A君は他の小学生とは次元が違う印象で、お母さん方の間ではちょっとした有名人だったのです。
自作ウイルス事件
すでに息子が小学生の時には公立の小学校でパソコンの授業がありました。ある日のパソコンの授業の時に先生が職員室から血相をかいて飛んできて、「A!お前、何をやったぁ〜〜!!」と怒鳴ったそうです。
周りのクラスメイトは何が起こったか解らずに、びっくりするばかりだったようですが、息子がA君に何をしたのか尋ねると、A君は「学校のパソコンにウイルスを感染させようと思って、家で自作ウイルスを作って持って来たのに見つかって失敗した」と言って悔しがっていたそうです。
警報が入ったか何かで先生が気がついて大事に至りませんでしたが、そんなことをする生徒はA君以外にいません。先生が咄嗟に犯人をA君と断定し名指しで怒ったのも理解できました。
この話を小学生の息子から聞いた時は「小学生がパソコンウイルスを作る時代になったのか!!」と本当にビックリしましたよ〜
しかし、どんなウイルスだったのかが気になります。。。w
この話以外にもA君の驚くべきエピソードはたくさんあるのですが、長くなるので代表的なお話をご紹介しました。
その後のA君ですが中学は地元の公立校に通ったようです。あまり学校には登校していないと風の噂で聞いておりました。
自分の好きなこと、やりたいことが明確にあったので、学校がつまらなく感じたのでしょうか?
先日久しぶりに息子からA君の話を聞きました。高校はN高に進学したそうです。
N高等学校は、インターネットと通信制高校の制度を活用した新しい高校で、自らが学びたい事に多くの時間を充てる事ができるシステムのようです。なのでA君にはピッタリだと思いました。
自由な学び方や選択肢が増えることはいいことですね。
ネット高校はいまや50校を超える規模になっています。最近ですと堀江貴文さんが立ち上げた「ゼロ高等学院」が昨年の10月に開校し、話題にもなっている新しい学び方です。
話は戻りますが、現在A君はN高に通う高校生でありながら企業に出資してもらいアプリの開発をおこなっているそうです。
彼の才能が活かされているようで、とても嬉しい気持ちになりました。ちょっと懐かしかったので記事にしてみました。
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自分が教育を受けた時代とは全然違うなあと思いつつ、子どもごとにその子に合う教育の選択肢があるのはよいことだと思いました :)
もうすでについていけない感が漂ってるのに、この前の父母会でこれから教育が大きく変わっていく話があって、父母達が戸惑いを隠せてなかったですよ。私もその一人ですww
息子が話す学校の出来事でびっくりさせられることが多いですね〜w
そんな高校もあるんですね。
高校と言えば、大学受験がなくなるとか、外部試験の成績を持って行くとか色々不確かな噂だけは聞いています。
うちの子は特殊な高校とも大学とも言えない環境で、もう受験はないので安心しています(^^;
娘の友達(普通なら大学1年生の学年)で浪人生も結構聞くし、もう浪人は長女だけで精一杯です。