いつか、この６年間（韓国生活）も幸せだったと思うときが来るのでしょうね

こんにちは、@yasuです。

6年前を振り返って、、、

東日本大震災と時に被災して、家族は先に家内の母国である韓国に移住しました。私は会社の仕事を整理してその2年後に移住しました。移住して満6年です。

移住前には、家を売り、衣類など家財もほとんど処分しました。すべて整理、処分して、もう日本には戻らないつもりでした。

韓国に来て一番の心配事は、どのようにして収入を得るかでした。

当時を振り返ると、何か仕事しなければと慌てていたのではと思います。

家内も日本で15年住んだので、韓国には知人もあまりいませんでした。韓国で社会生活をしていなかったので、知人といえば同級生か親戚ぐらいでした。

ほとんど何も知らない状態で、就職も難しく、結局は、親戚の食堂を引き継ぎました。翌年には、家内の同級生のお店を引き継ぎました。

自営業を始めるために、多くの投資をしました。

昨年までは、生活できる程度は稼いでいましたが、コロナが流行してからは、コロナ対策の影響では、売り上げは一気に下がりました。もう生活費も稼げない程度です。

鳥インフルエンザなどの風評被害で売り上げが下がることがありました。当時はお店にとって大きな問題でしたが、コロナ対策の影響に比べれば、かすり傷のようなものです。

そんな中で、たまたま知人から連絡があり、家内が会社の面接に行きました。そして翌日から勤務しました。これで、うちの家計は首の皮一枚でつながりました。

お店は私一人ですることになりましたが、お客さんがほとんどいないので一人で十分なのです。

すぐにでもお店をやめたかったのですが、2年間店舗を借りる契約をしているので、2年間は家賃を払い続けなければなりません。

それでも、再出発した方が良いと考えるようになりました。

お店は夏が過ぎればやめます。家賃はあと9ヶ月払い続けます。

韓国に来る時、当分の間は生活できる分のお金を持ってきました。それを使い借金までして自営業を始めました。

今思えば、海や川で溺れたとき、ばたばた暴れると逆効果になるように、じっと機会を待ってても良かったと思います。

数か月は、社会と関係を築きながら、調べものをしたり、自由に過ごしていても良かったかなと、、、

でもそんなこころの余裕がありませんでした。

過ぎたことなので後悔しても意味がないですね。

過ぎてみれば、小中学生だった子どもたちは、みな大きく成長しました。

この年になって、また再出発となりますが、まだ遅くはありませんよね？

大きな借金をまだ抱えたままですが、

無事に新しく出発して、良い結果がでるようにと願っています。

いつか、この６年間も幸せだったと思うときが来るのでしょうね！？

成功事例ではありませんが、人生これからの若い人たちに参考になればと思います。

最後に、最近よく聞いている曲です。
산다는건 Cheer Up