海外の美術系公募の情報源について
ある方からリクエストがありましたので書こうと思います。
私の絵は特に日本ではなかなか一般受けしないものですから、いっそのこと全世界の人々に見て頂こうじゃないかと常々考えてきました。で、ここ数年は海外に絵を送って展示販売するということをやってきましたが、自分でやるとなるともう大変。作品が届かないこともあったりします。
で、海外出展の企画運営をしている会社を色々と当たってみて、比較的安価なところを通して応募していました。といっても1回につき1~3万円ぐらいかかるので、もう年に1~2度しか出品できないです。同時に国内の公募にも応募してきましたからそれが7千円とか1万円とか。で、日本の公募はなんか作風が合わない感じがして最近は個展と、海外への出品が中心になっています。
日本の公募情報
日本の公募情報は私はこれをあてにしています(ほかにも公募ガイドとかあるんですけど、今はこれしか見ていない状態です)。
登竜門
主に日本国内向けの公募情報が載っています。アートだけでなく文芸、写真、デザイン、建築、アイデアなど様々なカテゴリの情報が載っていますので、国内に関してはこれを当てにしています。ただし例えばあるギャラリーの公募展情報とか、そういうのは載っていないので、それはそのギャラリーのサイトを見て頂く方がいいですね。
で、今までのように海外出展というのでは年1~2回というのが限度だったので、オンラインで海外のコンペや展覧会にも応募することにしました。そのために私が使っている情報源を下に書きます。
海外の公募情報
Artdeadline.com
アートのお仕事・コンペ・展覧会(インターネット上のみのものもあり)・アートフェア・出版物に掲載等々、色々な情報が載っています。1994年からということですからインターネットが普及し始めたと同時期に始まり、現在まで続いている老舗です。
Art-3000
掲載無料のオンラインギャラリーです。2007年にできたようです。背景が黒でタイトルや名前やらが緑の文字とやや見づらいですが、10年も続いているので結構閲覧する人がいるのでしょうか。"Call for artists"をクリックすると展覧会情報が見られます。応募料の有無、コミッションの有無を選んで見ることができます。
WOOLOO.ORG
Open Calls のタブをクリックすると公募情報が出てきます。情報量は豊富です。ここの特徴として結構テーマがはっきり決められているものも多いです。
The OLIST
C4E
この2つは会員登録した方が情報を多く得られます。登録しても時々締め切りのお知らせとかのメールがくるぐらいなので登録した方が良いでしょう。
海外の公募の特徴はだいたい次の通りです。
・エントリー料はだいたい1点につき$15~$50ぐらい。日本みたいに1万円とかいうのはめったにありません。オンラインで審査するからでしょうね。エントリー料無料の公募もあります。
・ただ無審査というのも少ないです。全世界から集まったら、例えオンラインでも何千点とかになったら載せるのが大変でしょうから。
・オンラインでの展覧会もたくさんあります。これらの公募に送って載せてもらえれば、自分のホームページをお持ちでない方、またホームページがあってもページビューが少ない方にとってはこれらの展覧会に応募する方がたくさんの人に見てもらえる可能性があります。
(SNSで流した方が無料でたくさん拡散できるでしょう、と思われるかもしれませんが、オンラインの展覧会はちゃんと展覧会に載せた作品を保存してくれます)
とにかく皆に絵を観てもらって、そこから評価とか、販売とかにつながるのではないかと思います。
★GALLERY YADAMANIART 1day shop
「お部屋に絵を飾ろう。」
日時:2017/12/16(土)14-17時
場所: TREE-C FURNITURE × BLUE+BLUE 店頭スペース
(大阪市西区靭本町1-14-14 JL本町ビル1F)
TREE-C FURNITUREさんのホームページ
Please upvote,resteem,and follow @yadamaniart !
Online shops which sell my artworks/私の作品を販売しているオンラインショップ:
日本国内向け abstractart.gallery Digital/デジタル
良い情報ありがとうございます。
どういたしまして。もし興味がある公募を見つけたら応募してみてください。