旅する蝶・アサギマダラ《浅葱斑》
玉露の里の庭では秋の七草の一つフジバカマ《藤袴》がきれいに咲いています。
そこにここ2日ほど前からアサギマダラが飛来しています。
アサギマダラという名前は羽根が浅葱色をしているところから付けられた名前。
『浅葱色』とは・・・Wikipediaによると
ごく薄い藍色のことである。また、現在は明るい青緑をこう呼ぶこともある。
とあります。
写真ではわかりにくかもしれませんが、確かに羽根は青味を帯びています。
そして、羽根の先には斑点があり、これがマダラの由来のようです。胸の部分にもたくさんの斑点があり、こちらもかなり目を引きますね。
この蝶は「渡り鳥」ならぬ「渡り蝶」。
旅する蝶として有名で、今は日本本土から西南諸島・台湾へ行く途中のようです。
そして春には繁殖のために北上することがわかっているそうですが、まだまだ謎の多い蝶といわれています。
長旅の途中で玉露の里にお立ち寄りになったのにはワケがあって、それはフジバカマが咲いているからなのです。
アサギマダラが蜜を吸う花はフジバカマを始めヒヨドリバナ、スナビキソウなど限られた花のようです。
そしてそれらの花には毒性のあるアルカロイドが含まれ、そうした花の蜜を吸い、毒を体内に取り込むことによって、敵から身を守っているのだそうです。
更に鮮やかな体をしているのは、毒をもっていることを敵に知らしめるためなのだとか。
ビックリ!の習性ですがあくまで人間の推測ですからね、ホントのところはどうなのか本人(蝶)に聞いてみたいものです。
私が写真を撮ったのは午前10時ころ。
もう一度撮りたいと思ってお昼頃に行った時にはまったく姿がありませんでした。
午後になるとどこに行ってしまうのでしょう?とっても気になります🤔
玉露の里で姿を見ることができるのは今月いっぱい位のようですが、もう少し秋が深まるともっとたくさんのアサギマダラが群舞するそうです。
それを是非見てみたいと思います。
ところで、蝶の数え方ご存知ですか?
一匹二匹?それとも一羽二羽?
正解は、一頭二頭なのだそうです。
エーッ!嘘でしょ!🤪って声が聞こえて来そうですが、ついでにウサギは一羽二羽。なんだか混乱しちゃいそうですね😵
話題が横道に逸れましたが・・・
このアサギマダラ、ホントに美しい蝶です。嬉しいことに、かなり近くまで寄っても逃げません。写真が撮りやすい。
そして、鱗粉がありません。私は蝶の鱗粉は苦手なのでその点も嬉しい点ですが、何故ないのか不思議です。
いろいろと調べてみようと思います。興味をそそられる蝶です。
#367
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エーッ!!一頭二頭!!www
今日はまた一つ利口にしていただきましたw
学術的には一頭二頭だそうですが、普通には一匹ニ匹でいいそうです。
一頭二頭なんて数えられたら蝶も「牛や馬じゃないし…」って思うでしょうね😆
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蝶々の数え方にびっくりです。
私も一つ賢くなりました。
@sumiさんの自然を捉えた写真はいつも素敵ですね♡
写真を褒めていただけるなんて嬉しいです😃ありがとうございます。
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ちょうど先日、アニマルプラネットでアサギマダラやってました。蜘蛛がつかまえたアサギマダラを食べようとして毒に気付いて跳びのき、わざわざ自分の巣を破壊してアサギマダラを逃がしていましたw
その時の蜘蛛の慌て振りみたかったな〜😲
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