人間間違うこともある、ということを考慮した仮想通貨が出てきたら、それを使いたい

たいていの人は賛同しないでしょうけど。おそらく手数料が高くなるから。

私は仮想通貨もお金と考えているし、お金は使うものと思っているから、こういう妄想をしました。

わたしの友人はなかなかSteemit に誘いにくいですね。 という記事で、友人を誘ったのですがパスワードを間違えるのでやめた、ということを書いたのですが、その人は送金するためのアドレスも「polonex」だか「bitrex」だか、間違って打ち込んでいたわけです。当然送ったお金は届かず。届かないで戻ってくるならまだしも、全く行方不明になりますからどうしようもないですよね。

アドレスというか、もっと広く送り先というか住所と考えてみると、仮想通貨というものは融通が利かないものだなあと私は思います。

郵便や宅配便なんて、町名や郵便番号が１文字くらい間違っていても番地が抜けていても、届きます。まあよくこんなに間違うもんだと思うくらいに（苦笑）。でもちゃんと私宛に届いているからすごいとすら思います。もちろん書留や宅配便は本人に確認しますが、ポストに入れるだけの郵便やメール便でもそうです。

銀行振込にしても、番号を間違えたら最後の確認画面で口座名義人の名前が全然違っていて、あ、やり直し、となるわけです。

でも仮想通貨のアドレスは、通貨ごとに規則はあるもののあとがランダムな英数字の列で、しかも間違っていたら行方不明、というのではいくら気をつけていても失敗はあり得ますね。１回失敗したらもう二度と失敗しないとも言い切れないと思います。

最近はSteemitはWalletからTransferを選び、Toのところに文字を入力するとよく送金しているアドレスが出てくるようになりました。しかしこれは間違うことがあるので、よく送金しているアドレスとメモとを記録しておくアドレス帳を標準装備してほしいと思いました。

STEEM、SBDはアドレスにメモがつくという設計なのでまだ、わかりやすいです。ただ取引所に送るときには間違える可能性が大きいです。

Webサイトのアドレスも、１字でも間違えるとつながらないわけですが、最近は「もしかして、http://～　と聞いてくれるようになりました。仮想通貨も、ウォレットの機能なんかでそういうのが実装されないかなと思っています。

みな自己責任なのであれば、そりゃ絶対に仮想通貨など使わない、という人も一定数出てきますよ。