□大好きな海外ドラマ『LOST』を観返しています！

数年前、寝不足になりながら全シーズン観た海外ドラマ、『LOST』。

有名なので、ご存知の人も多いと思います。

2004年～2010年にアメリカで放送され、熱狂的なファンを生み出した人気ドラマです。

少し前からAmazonプライムビデオで配信が始まったので、観返しています！

あらすじだけ読むと、登場人物たちが無人島から脱出するサバイバル劇なのかな？と思いますよね。

実際、物語は飛行機の墜落というショッキングな事件から始まるサバイバル劇として幕を開け、シーズン1は概ねそんな感じで進んでいきます。

でも…　徐々に、あれ、そういう話じゃなかったの？という方向に話が進み始めます。

登場人物たちは「島」で様々な謎に遭遇するけれど、その謎もほとんどと言っていいほど解明されません。

謎を解決して島を脱出する！という単純な物語ではないらしい、ということに、私はシーズン2あたりでやっと気がつきました。

じゃあどういう物語なのか？と訊かれたら…　全話観終わった後でも、よく分からないんですよね～

Wikipedia を見ると、宗教色が濃いドラマであり、キリスト教の「贖罪」などが主なテーマになっているとのこと。

この点でも、宗教というものにあまり馴染みのない日本人には理解しにくいストーリーなのかもしれません。

スッキリ答えを出してくれないというか、答えは全て自分の中、みたいな感じです。

またこのドラマでは、フラッシュ・バック（＝回想）、フラッシュ・フォワード（＝未来シーンの挿入）、フラッシュ・サイドウェイ（＝別世界シーンの挿入）といった手法が使われています。

「フラッシュ・バック」は比較的馴染みがあるので分かりやすいのですが、突然話が（島にいる「現在」よりも）未来に飛ぶ「フラッシュ・フォワード」、そして、来世なのかパラレル・ワールドなのかよく分からない別次元でのストーリーに話が飛んでしまう「フラッシュ・サイドウェイ」には、かなり混乱させられるかもしれません。

「サイドウェイ」という概念自体、宗教的なものなのかな、とも思います。

私も宗教的なことについてはほとんど知識がないせいか、このドラマの本質的なところはなかなか理解できないのですが…

それでも、観終わった後に何とも言えない余韻の残る素敵なドラマだったので、もうちょっと深く理解したいと思い、解説サイトなどを見ながら観返しているところです。

まあ難しいことは抜きにしても、「フラッシュ・バック」によって、これでもか！というくらい各登場人物について詳しく語られるので、誰にでも感情移入ができ、普通にヒューマンドラマとしても楽しめる点も『LOST』の魅力だと思います。

主な登場人物が皆、過去・現在・未来・別世界を通じて繋がっているという絆の強さも、なんか泣けます。

私は過去の物語も含め、ジョン・ロックと、

サイード・ジャラーが好きでした。

何とも雑な紹介でしたが、お勧めですのでぜひ観てみてください。

（そして私に解説してくださいw）