お茶の味がわからない❗❓

２学期に入り小学校の『お茶教室』が始まりました。

学校によって対象学年は違いますが、最近の３校は３年生でした。

太めの講師がわたし😅

茶所ですもの、おうちでは当然急須でお茶を淹れているはず

…なんてことはもはや私達インストラクターの希望でしかないことは重々承知しています。

急須も

家にはないけど、おばあちゃんのおうちにならあるー

なんてセリフにも驚きません。急須は今やおばあちゃんちの備品なのです。

今回驚いたのはお茶の味を知らない子がいたこと。全く飲んだことがないというのです。

淹れ方の実習をし、自分たちが淹れたお茶を三煎目まで味わってもらい、お湯の温度によって味が違ってくるのを感じてもらうというように進めていくのですが、

初めてお茶というものを飲んだその子は、初めて出会った味を言葉でどう表現したらいいのかわからなかったようでした。

これがお茶の渋味？苦味？
お茶としてこれは美味しいの？

クラスメートが

一煎目は甘くて、二煎目は渋かったけど美味しかった

なんて発表するのをどんな気持ちで聞いていたのでしょうか。

いままでに、いくつかの学校でお茶教室をさせていただいていますが、さすがにお茶を飲んだことがないという子はいませんでした。

でも、これからそういう子が増えていくのかも…と思った出来事でした。

家庭から急須が消え、お茶を飲む習慣が消えていったら、当然お茶の味を知らない子が増えていくことになります。

日本の文化もそうやって変わっていくのでしょうね。寂しいことです😌

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