こんにちは、 @shogoです。

先日、SPSについて記事にしましたが、今回はEIPについて記事にしたいと思います。

Ethereum Improvement Proposalsと被って少しややこしいですが、Steemの場合はEconomic Improvement Proposalです。

Economic Improvement Proposal

・Downvote Pool

現在UpvoteやDownvoteをすると、Voting Manaを消費します。

EIPが承認されると、Voting Manaを消費しない(無料)Downvoteをすることができるようになります。

自身のVoting Manaの25%がDownvote Poolとして別枠でプールされ、DownvoteをするとDownvote PoolからManaを消費します。

つまりDownvoteを乱発しなければ、私たちが通常使っているUpvote PoolからManaは消費されません。

Downvote Poolを使い切ると、Upvote PoolからManaが消費されるようになります。

Downvoteに報酬はありませんが、無料Downvoteができるようになるということです。

これによって、スパム記事やBid Bots乱用記事を減らすことができると思われます。

・投稿者 : キュレーター = 50 : 50

現在は投稿者が75%, キュレーターが25%の報酬を受けとっていますが、これが50% : 50%に変更されます。

これによって、SP保有のメリット増大、Bid Bots利用の抑制などを促すことができると思われます。

デメリットとしては、投稿数の減少などが考えられます。

・Convergent Linear Rewards Curve

これについてはあまり調べられていません。

詳しい説明はこちらに書かれています。

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SPSとEIPによって投稿報酬に分配されるものは少なくなりますが、Steemに貢献したより多くの人に報酬を分配することができます。

実際にハードフォークする前に予測をすることはできませんが、HF21はSteemをより良い場所にしていこうとする試みであることは間違いないです。