藤田嗣治に関する本を買うことにしました

in #japanese6 years ago

先日、@bigmedama さんの黒澤明監督の映画「羅生門」に関する記事 https://steemit.com/japanese/@bigmedama/2-1950-7-4-10 を読ませていただいて、その時は気づかなかったけどあとでじわじわきたことについて記録として残します。この映画でヴェネチア国際映画祭で金賞に輝いた監督の談話で「日本映画を一番軽蔑していたのは日本人だった、その日本映画を外国に出してくれたのは外国人だった。」とのことですがよくある話だなと今なら思います。とにかく突出した才能に対するねたみ、これは大きいですね。

それつながりでなぜか画家の藤田嗣治を思い出したのでした。ちょうど没後50年?の展覧会あるし。藤田もねたみによって陰にかくれて策動して結託してたくらんでいる人々に苦しんだ一人。私は彼の絵はものすごくではないけどどちらかといえば好きな作風ですけど、戦争画を描いてしまったことについてはいつも悩んで私の中では死んでしまった画家でした。

Facebookで藤田嗣治で検索したら三つに分かれた意見の記事があって熱い議論やなあと思います。まあとにかくどこのSNSに行ってもねたみで能力ある人をつぶさないよう、自分も気をつけようと思いました。しかし好きな人は藤田を本当に好きということにも気づきました。

ということでFacebookで紹介されていた藤田のエッセイ本「腕一本 巴里の横顔」に興味を持ち、近所の本屋で取り寄せをお願いしました。(Amazonじゃないんですよ。最近本屋で注文する方が楽と思うようになりました)
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画像元
https://www.amazon.co.jp/腕一本・巴里の横顔-講談社文芸文庫-藤田-嗣治/dp/4061983954

ということで今日は終わりです。

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本当に、ねたみで能力ある人をつぶさないようにしたいですね。様々な個性や才能で満ち溢れていた方が世界が楽しいですから。

そうですね。自分もできているかどうか不安ですけど多様性のためにがんばりたいです。

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