バーテンダーとして試されたカクテル。

in #japanese8 years ago (edited)

前回バーテンダーの頃のお話をしたので、今回はカクテルについてお話したいと思います。

お客さんから腕を試されるカクテル、バーテンダーがバーテンダーを試すカクテルをご紹介します(笑)

試すとかそんなことってあるの!?・・・あります(苦笑)作り始めの頃は非常に神経を使いました。


☆お客さんから腕を試されるのにオーダーされるカクテル

①ギムレット

スタンダードカクテルの一種です。シェイカーを使って作ります。映画にも出てくるくらい有名ですよね。

レシピはこちら。


ジン-45ml

ライムジュース-15ml


をシェイク。

レシピはあくまでも一般的なもので、ギムレットに限らずシンプルな作り方のものは「お店(バーテンダー)のこだわり」が垣間見えます。そのこだわりも含めて評価されます。


ちなみに材料は同じでも、ロックグラス上で混ぜて作られるカクテルは「ジンライム」と名前が変わります。グラスや作り方が変わると名前が変わるようになっているので、レシピを覚えたての頃は大変です。ライムジュースがレモンに変われば「ホワイトレディ」になりますw


お客さんから見れば「カクテルを作ってる感」を感じられるでしょうね。これは秘密ですがシェイクの技法は実はごまかしが効きますw

一定のリズムで振れるようになれば結構簡単に出来てしまうものです。それでも一月はかかりますが。


②マティーニ

言わずと知れた「カクテルの王様」と呼ばれているカクテルです。発祥もだいぶ古く、スタンダードカクテルの元祖って感じですね。

レシピはこちら。


ジン-45ml

ベルモット-15ml


をミキシンググラスに入れてステア。レモンピールを振り、オリーブを添える。


ステアというのはバースプーンでかき混ぜること。ミキシンググラスはステア専用のグラスです。

ベルモットとは白ワインをベースにハーブなどを浸けて風味をつけたリキュールのことです。マティーニはお酒しか使っていません。ほぼストレートで飲んでいるようなものですので度数も高いです。


ギムレットとは違い、ステアの技法はごまかせないのでお客さんは分かりやすくバーテンダーの腕を見ることが出来ます。マティーニを美味しいと言わせたらその人の作るカクテルは大体美味しいと思って間違いないでしょう。



☆バーテンダーがバーテンダーを試すカクテル

①ジントニック

一番簡単でシンプルなカクテルなのですが、シンプルだからこそ腕が分かりやすいとされています。

レシピはこちら。

ジン-45ml

ライムジュース-適量

トニックウォーター-適量


グラスの中で直接作るタイプのものです。定番だからこそ、お店の看板カクテルになりやすく恐らくバーテンダーもよく作っているだろうから、その人の方針が分かります。

ジンやトニックは何を使うのか、ライムはジュースにするのか実をそのまま絞るのか、氷の大きさや形、炭酸をどれだけ保って完成させられるか。味というよりかは作り方を見ているのですかね。


②ジンフィズ

実はこのカクテルを頼めば、全てを網羅出来ます。何故なら、マティーニ・ギムレット・ジントニックに使われる全ての技法がこのカクテルには詰まっているからです。

レシピはこちら。


ジン-30ml

ライムジュース-15ml


をシェイク。グラスに注ぎ、ソーダで割る。


でもシェイクもするし、ソーダで割っちゃうから味自体はごまかそうと思えばいくらでも出来ますけどねwこれもやはり手際を見たいのかなと思います。バーテンダーからの視点では、「手早く手際よく作る」という点が重要視されます。どれだけ丁寧でも良い材料を使っても、モタモタしているとカクテルは美味しくなくなってしまうので。


大体1杯につき、2,30秒くらいが目安でしょうか?ものによっては30秒は遅いかも知れないですね。作る時の所作も見ています。


お酒好きのお客さんとバーテンダーの視点の違いがお分かり頂けたでしょうか?

この「試す」文化は日本独特ではないだろうかと思います。日本のバーテンダーは独自の習慣を作り上げているので、海外から見ても驚くようなことばかりですので。それだけ日本人はこだわるのが好きな職人気質であるようです。


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僕もバーテンダー経験あるので、ジントニックはすごい分かりますw

そうですか!お仲間!!゜。(´Д`)。*°
簡単だからバーテンダーの時間も煩わせないですし、相手が先輩バーテンダーだったら頼むのはジントニックにしちゃいますよねw

ソロスケさん、私もちょっと以外でしたw カッコいいです

そっ…そんな///
照れます///

あぁ〜、なんかわかります。私の相方はマルティーニ(ウォッカマルティーニ)が好きなんですけど、これが良くないとそのバーにはもう行かないそうです。私はコスモポリタンの少しスウィートサイドが好きです^^
う〜ん、海外のバーテンダーさんはもっとリラックスして楽しく振っておられるんで、日本のバーテンダーさんのかしこまった感じは私はちょっと苦手なこともあります。もっと楽しく作ってよ、楽しく飲みたいよ〜、みたいな😆
ずっとカクテルの勉強をしたかったんで、このシリーズ、楽しみにしてます。 色々教えてください♡

ウォッカマルティーニも好きな人いますよね!コスモポリタンもなかなか通ですね♪
ありがとうございます、レシピも忘れてるものも多く(笑)人によっては邪道かも!?と思うこともあるかも知れませんが、経験してきたことをお話出来れば嬉しいです♪

カクテルって聞くだけでかっこいいですね~。

オシャレな名前が多いですからね~!(*´-`)
簡単でオシャレに見えるカクテルいっぱいありますよー♪

元々そんなに飲むわけでもないのですが、カクテルってなんだかワクワクします。
試す文化は日本独特… バーテンダーの世界も、寿司職人の世界と似たような感じなんでしょうか^^

寿司職人…言い得て妙ですね(*´-`)wwそうかも知れません。
カクテルを作るにはコツがあるんですが、そのコツさえ掴めば延々とカクテルを作り出すことが出来ます実はww
お家で簡単に作れるものもあるのでまた紹介出来たらいいなと思います♪

僕はお酒が苦手ですが、カクテルの味は大好きです!
カクテルはとてもドラマチックですね。バーでピアノを弾いていた頃のことを思い出しました。

バーにピアノジャズはよく合いますもんね!
私が働いていたバーもたまにライブしてました♪

カクテルはそもそもお酒を飲みやすくするために作られたものですし、禁酒法などの背景もありますがカクテル1つ1つにドラマがありますね(*´-`)

昔はそういうウンチクも話したものでしたw
ほとんど忘れましたがw

僕も大昔にバイトで場末のバー(スナック?)のカウンターに入っていたことありますが、ほとんどは常連のお客さんで自分のボトルを水割りで飲んでるだけなんでツマミ作るのがほとんどでしたが、たま〜にカクテルとか注文されると、しれっとバックヤードに行ってカクテルのレシピを書いたカードを探して、それ見ながら作ってました(^^;;

分かりますww
私もレシピ思い出せない時はしれっと裏に回ってレシピメモって、カウンター下に忍ばせて作ってましたw

なのでカウンターを興味本位で覗きこまれるお客さんがたまにいて、いつも困りましたw
マジシャンがタネ見られるような気分になります(>_<)

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