会社辞めた友人との話 〜XX、会社やめたってよ〜

in #japanese7 years ago

高校時代からの長い付き合いの友人が会社を辞めたそうです。

今年のお正月の年賀状に突然「会社辞めました」と書いてあり、連絡を取りつつも、彼は次の生活の準備に慌ただしくなかなか会うタイミングが合いませんでした。

そんな中、ようやく今晩彼と2人で話すことができました。

彼は大手の自動車メーカーに勤めていたのですが話を聞くに、大きく3つ

・インド赴任を命じられ、大気汚染が進むデリーに幼い子供を連れていきたくなかったこと
・やりがいのある大プロジェクトの最中、特に根拠の無いアサインを受け、企業にとって自分とは何なのかという憤りを感じたこと
・自分の人生は何のためのものなのか深く考えたところ、少なくとも会社のためではないと気づいたこと。家族をおいて他に優先するものは無い事を自覚したこと

付随する話は色々あれど、以上の理由を聞いて、人ごとに感じない会社員の方は多いのではないでしょうか。

そして、私もその1人です。

我々は、誰のために何のために働いているのか。

彼の場合、何も考えなければ、そのまま大手企業の安定した暮らしが約束されているわけですが、上記に述べたような疑問を感じながら、これから数十年その会社に対してエンゲージメントを感じながら仕事をすることができるでしょうか。

それが、企業にとって、彼にとって、社会にとって幸せな選択と言えるでしょうか。

彼は、地方に移り住み、奥さんのご実家の稼業を継承していく道を選んだそうです。

経済合理的には正解では無い道を選んだと思いますが、私は彼の行動を完全に支持します。

もっと、個人が自由な価値観のもとで行動できる世の中になる事を願い、帰りの電車に揺られています。
本来ならその自由を約束されているはずなのに、見えない枷から逃れられない自分たちの暮らしに想いを馳せつつ電車に揺られています。

自分を含む、強い弱さに縛られた人々の幸せと、勇気を持って新たな場所に挑戦していく彼とその家族の幸せを願いつつ。

Have a nice day!!!!

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ご友人にとって人生のターニングポイントですね‼︎
人それぞれ家族がいたり、仕事や住む地域など置かれている環境も様々なんだよな〜。
なんて、色んな方と合って最近感じます!
深く考えるのも、何も考えずに楽しんでいられる時も、日々の中であるんだなと。

人生色々だなぁーと、しみじみ感じました。
特に、九州の高校の同級生なので、当時はそんな話を渋谷で2人ですることになろうとは思いもよらなかったので、尚更、色んな事があったなぁ、とかこれからも色々あるんだろうなぁ、と思わずにはいられませんでした。
コメントいただいた最後の、深く考えるのも、何も考えずに楽しんでいられる時も、日々の中であるはずですし、きっとその中にも幸せってあるんだろうなと思います。
ただ、それを感じられる心でいたいものですね。

実は私も去年会社を辞めました。
職場の環境は良くなく、私は生活のための仕事だと考えていたのに、気がついたら仕事のための生活になっていて、限界だと思い辞めました。
お友だち、新たなステージで頑張ってほしいですね(^^)

そうでしたか。
生活と仕事、目的と手段が逆転してしまうと、本質的な幸せとは離れて行ってしまいそうですね。
友人の新天地での(大きくなくていいから)活躍、願ってます!
@osushi さんの幸せも。

時代は変わりつつありますね。
企業側にとっては難しい時代になりそうです。

企業側も、世の中の自由度が増していく中、グローバル含む人材采配や活用が難しくなっているんでしょうね。
もう少し、社員の生活に想いを寄せられれば優秀な人材の流出は防ぐことができた気がします。
難しいのは、優秀な人ほど外でも活躍できる能力があるので流出しやすい点だと思います。

そう、優秀な人ほど外に飛び出すから、個人の時代が強まると思うんですよ^ ^

それをトークンエコノミーが後押しする、個の時代がより深まっていく。
ということでしょうか。

トークンエコノミー(非中央集権の自動化経済)もその流れを強まるでしょうね。長期トレンドでは、貨幣経済から信用経済に変わっていくと思います。貨幣も信用の一要素でしかなく、貨幣に寄らない信用の循環が可能になれば、企業がアプローチしない領域でも多様なマーケットが生まれますから。

はじめまして。私が住んでいるオーストラリアでは家庭の事情や個々の状況で転職するのは当たり前です。ほとんどの人が仕事よりプライベートを重視します。
だから子育てをしやすい国だと思います。お友達はいい選択されたと思いますよ。フォローさせて頂きます。

家庭の事情で転職するのは当たり前、オーストラリアいいですね!!
そして、友人の選択についてご賛同いただきありがとうございます!私もそう思います。
仕事よりプライベートが重視されることは、言ってみれば当たり前のハズなのに、我々は何かしら精神的な枷を自身に作ってしまっているのでしょうね。。。

大手自動車メーカーでインドに赴任。私の高校同級生にもいましたね。3年単身赴任しました。月に一度タイに買い出しに行くのだけが楽しみだとか言ってました。
新人で入社した会社にずーっといる人ってなかなか少なくなってきました。
新しい生活が順調である事を祈ってます。

月に一度のタイへの買い出しだけが楽しみ・・。すごい生活ですね。。
もちろん、インドにも良い所はあるでしょうし住めば都と感じる方もいらっしゃるんでしょうが、あまり馴染めない・楽しめない・ライフステージに合わない方にとっては苦しいですよね・・。
仰る通り、ずーっと同じ会社にい続ける方は今後さらに減っていくでしょうし、それが悪いとも思わないです。
逆に子供が大きくなった頃には「なんで、ちょっと前の世代の人はずっと同じ会社にい続けてるんだろう?」なんて事にもなってそうな気がします。

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