AION CEOマット・スポーク Consensus2018でのスピーチ内容 その2

昨日のその１(https://steemit.com/aion/@doteyakii/aion-ceo-concensus2018)の続きやで。
この間にも2個くらい話してたことあったけど、文字起こしが流石に大変すぎて（全部で3時間半かかったで）はしょらせてもろたで。
でも最後のスピーチは良かったわ。
ぜひ動画観ながら読んでみてや！

(32:36~)
Q. 異なる問題への異なるアプローチに興味があります。全体的な展望は何ですか？ユーザーからの視点ではどのようになり、どのように見えるでしょうか？

A.Matt: それは時間的な視野にもよります。なぜなら私達が忘れている事は、ユーザーは仮想通貨の投機家ではないからです。
ユーザーは世界の人々です。ユーザーの為に私達がインフラストラクチャーをデザインし、私達の多くが同意できる根本的な世界のインフラの問題を解決できることです。

私達はだんだん非中央集権化されたインターネットのアイデアについて話すようになってきています。
独占（占有）が今日のメディアをコントロールしているなどの例を指摘することは簡単です。そして今の早期の段階で、非中央集権コミュニケーションプロトコルを使った利用しやすい公平なシステムを約束し、構築する人間は多くはいません。

そして私達はそれを信頼のおけるライトが点灯した（高速道路でランプが点灯しているように人々を誘導する）10個の中の１つのシステムとして徐々に発展させていきます。
これは大規模なトレードオフです（何かを達成する為に別の何かを犠牲にすること）。
このトレードオフはたぶん私達が心地よく過ごすための物でしょう。私達は恐らくこのトレードオフのことを今は忘れているでしょう。
これは各自のデータの所有権のトレードオフであり、
プライバシーのトレードオフであり、
あなたの日々の生活のデータを他の誰かの手に渡してしまうトレードオフです。

私達は産業がこのシステムをよりよく設計してゆく、真の長期のビジョンを持っています。
インターネットそのものの設計を再考し、より本質的に利用ができて、国籍を気にせず国際社会に積極的に参加できるシステムになることを考えています。

過去20年間の近代のインターネットの発展から様々な偉業が出てきたと思います。しかし同時に大規模なミスも生まれました。
私達は北アメリカに住んでいる事を当たり前のように感じていますが、25億人の人々はこのシステムに参加すら出来ていません。一度も金融市場に関わったことがなく、インターネットに関わったこともありません。

そこでこれは原画を描きなおす第二のチャンスであると私は考えます。その動機は大規模な中央集権化された占有権を導びいてゆくとは思いませんが、本質的にはグローバルに利用のできるインフラストラクチャーはクラウドによって所有され作動されます。
これは長期的な展望であり今日とそうなる日の間には長い期間があるでしょう。それに多くのインフラストラクチャーの構築が今日とその日の両方に必要でしょう。

そしてこれこそが私が望む産業の方向であり、単にオフィスでのペーパーワークを効率の良いテクノロジーで処理する以上に必要な事です。
世界のインフラストラクチャーの根源的な再構築が必要であり、これらが私が今現在着目している課題です。（会場内拍手）

一通り動画見たけど、会場から拍手起こったんはマット一人だけやって、今回のカンファレンスはマット・スポークの為のものだってメディアから絶賛されてたみたいやわ！

期待しとるで！