「癌の無い世界」(G・エドワード・グリフィン著)の翻訳完了

in #vitamin7 years ago

ユーチューブのリンクはここです。


日本語のテキストを以下に公表します。

今年も35万のアメリカ人が癌で死にます。
四人に一人が癌を患い、 合衆国だけでも五千万人に上る計算です。
この動画の目的は、この悲劇が現存の科学知識で 完全に防ぐことができることを示すことにあります。
癌は、必須要素を欠いた現代人の食生活で起こる、 壊血病やペラグラのような欠乏症であり、
単純な日々の摂取で完治可能であるという理論を探求します。
ビタミン、サプリその他の商品を宣伝つもりも 治療法を処方するつもりもありません。
選択の自由以外、お勧めする物は何もありません。
事実以外、売りものも一切ありません。
これからご紹介する事は、通常医療では認証されていません。
FDA、アメリカ癌協会も、AMAも、 詐欺・インチキと位置づけています。
でも、普通の医師は、これほど洗脳されてないので、
「試してみて、それから判断しよう。」と言います。
それ故、世界中の医師が癌のビタミン療法の考え方を 臨床し、正しさを証明するようになってきました。
毎年何十億ドルもの大金を研究費に、 その上また、何十億ドルも癌関係の薬品に費やして、
票が欲しい政治家は行政費割増を公約するお陰で、
今日、癌で死ぬ人より、 癌で生計を立てる人の数の方が多くなりました。
問題がビタミンで簡単に解決したなら、 巨大行政も癌商売も一夜にして崩壊してしまいます。
結果として癌の科学は癌の政治に比べれば難解ではありません。
過去、FDAやその他の行政はこの話が 世間に伝わらないよう、ありとあらゆる手をとってきました。
公共の場でこの話をする市民も逮捕し、 動画、著作も押収してきました。
今では、自分の患者にその理論を適用しよう とする医師さえも起訴しています。
こうした状況を踏まえ、敢えてこの動画 を流すのは、愚の骨頂かもしれません。
だが、お聞き頂きたい。製作者が 固く信じるごとく、以下の話が事実なら、
だれかがこの行政に反旗を翻さなけらばならいのです。
それ故、必死の覚悟で伝えます。
「癌の無い世界」 著作・ナレーション:G・エドワード・グリフィン
科学の歴史は、誤りとの戦いの歴史である。
偉大な発見は、得てして当初、科学の権威に相手にされず、
そうした発見者はよく詐欺、ペテンとしてバカにされる。
地球は丸いと信じたコロンブスは攻撃され、
地球は宇宙の中心でないと主張してブルーノは火刑に処され、 地動説を説いたガリレオは投獄された。
ライト兄弟さえ、機械が飛ぶという主張をバカにされ非難された。
医学の分野では、アンドレアス・ヴィサリウスが 人体解剖説で、詐欺・異端者の汚名を着せられ、
ウィリアム・ハーヴィーは動脈を通じて血液が 心臓から循環していると信じて酷評され、
イグナーツ・センメルワイスは助産婦が手を洗う事を 要求して、ウィーンの病院をやめさせられた。
数世紀前まで壊血病で海軍の 船隊が一掃されることも稀では無かった。
1600〜1800年の英海軍だけでも犠牲者は百万人を越える。
船内に未知の菌やウィルスが いるのではないかと当時の医学は頭を悩ました。
ところがもう百年も前から治療法は分かっていた。
1535年の冬、フランスの探検家ジャックス・カーティエの船が セントローレンス川の氷で身動きが取れなくなると壊血病が襲った。
110人の船員中25人が死亡、 残りの船員達も回復不能とみられた。
そこへ親切なインディアンが簡単な処方を教えた。
病はビタミンCで豊富なストローブマツの樹皮と 葉を煎じた飲み物で、直ちに治った。
カーティエはヨーロッパに戻るとこのことを医学の権威に報告する。
だが権威は「無知な野蛮人の呪術」 に面白がるものの何もしなかった。
壊血病の治療法は知られていたにも かかわらず、医学の高慢のお陰で、
この知識が生かされるまであと二百年の月日と 何十万人という犠牲が払われた。
1747年にやっと英海軍医療部のジョーン・リンドが、 オレンジとレモンが壊血病に効くことを発見、
柑橘類を全ての戦艦に蓄えることを王国海軍に奨める。
だが、これが実際に施行されるまで更に40年かかった。
この手の話は20世紀になっても一向に変わらない。
恐ろしいペラグラでアメリカ南東部が 飢饉に陥ったのはほんの一世代前のことである。
ペラグラは未知のウィルスで伝染すると思われていた。
1914年にはもうジョセフ・ゴールドバーガーが 病は食と関係があると証明し、
その後、レバーやイースト菌を食べることで 予防できることを示している。
だが、30年もかかって1940年代にペラグラが ビタミンB欠乏症であると医学会で認められる。
1952年までにサンフランシスコの生化学者 アーネスト・T・クレブス博士は、
癌の原因は、壊血病やペラグラ同様、 細菌やウィルスや毒素ではなく、
単なる欠乏症であり、現代人の食生活に 必須栄養素が欠けているためだという理論を立てていた。
その栄養素はニトリルシド系の化合物であり、
1200種以上の植物に豊富に含まれ、 事実上世界中で食されている。
果実の種に特に多く含まれるが、牧草、トウモロコシ、 モロコシ、雑穀、キャッサバ、亜麻仁、ビターアーモンド、
その他、現代の食文明から切り離された 多くの植物にもふんだんに含まれている。
慢性症は、通常、時間が経っても治らない病気である。
メタボは患者から他人にうつらない病気である。
従って癌は慢性のメタボなのである。
医学全史において、慢性のメタボが薬や手術、運動で治癒、 予防できたためしはない、とクレブス博士は指摘する。
結局、皆、答えは適切な栄養にある。
科学的好奇心をそこに向けることで 癌はよりよく理解できる、と博士は言う。
だが、ヒントは他にもある。 博士の理論を細かくみてみる前に、そのヒントをたどってみる。
例えば、飼われている動物は、きちんと餌を与えても、 よく、ある特定の草を探して食べる。
動物が元気でないとき、特によくみられる。
本能的に探す草はモロコシ属やスーダングラス等であり、 ニトロシド、即ち、ビタミンB₁₇が 豊富な草であることには特に興味深い。
動物園の猿に、桃や杏を与えると、猿は、 甘い実を取り去り、固い種の殻を割り、その中身をほおばる。
初めて見る果実でも、猿は本能的にこれをやる。
そういった種にはニトロシドが自然界で最も濃縮して存在する。
野性の熊は、ニトロシドをふんだんにほおばる。
ニトロシドが豊富な木苺を探して食べ、
草食動物を襲うと、本能的に肉より先に ニトロシドで豊富な内臓から食べ始める。
檻にいる動物は、食物を本能的に選ぶことができない。
例えば、サンディエゴ動物園では、熊に与える餌の量とバランス 等が適していても、ニトロシドをほぼ完全に欠いている。
一洞窟だけでも六年間で熊五頭が癌で死んだ。
普通の専門家はウィルスが原因と推測する。
野生動物が狩りで殺されても 死骸に癌は一切見つからないのは意味深である。
癌を生じるのは人間に飼いならされ 人の残飯で暮らさなければならなくなったときだけである。
カリフォルニア大栄養学教授のジョージ・M・ブリッグズ博士は、
「アメリカ人の食習慣は国家の非常事態である。…」
「牛や豚にビタミンやサプリを加えず 同じ物を与えたなら、牧畜業はお終いだ。」
アメリカ人の食習慣を簡単に見てみよう。
食料品店は、加工、純化、合成され、人工調味料と保存料が ふんだんに添加された高炭水化物食品ばかり並ぶ。
メーカーによっては、商品に真の食物が 使用されていないことを誇らしげに宣伝さえしている。
雑穀はかつて国の主食であった。雑穀はニトロシドが豊富にある。
だが、今はニトロシドが皆無の小麦に入れ替わってしまった。
モロコシはサトウキビに入れ替わり同じ結果だ。
牧牛でさえ直ぐに育つニトロシドの低い牧草が与えられ、
人が食べる牛肉にもビタミンB₁₇の残存量が低下した。
牧畜を早く太らせるため餌の15%に紙を与える場合もある。
従って過去五十年でビタミンB₁₇を豊富に享受していた 自然な食べ物がことごとく取り除かれてしまっているのが分かる。
意味深なのは、この同じ時期に発がん率も伸びていることであり、
今日、米国人の4人に1人の割り合いで発がんしている。
癌のビタミン理論をきちんと科学的に検証するには
何千もの人々を長い年月に渡りニトロシドの豊富な食物に晒し、 成果をみることであるが、幸いにもこれは既に行われた。
ヒマラヤの奥地、パキスタン、インド、中国 の国境近くにフンザとよばれる小国がある。
フンザ人は長寿と健康で世界中に知れている。
百歳いや120歳まで生きるのも稀ではない。
旅した医療班はフンザには癌が一切ないことを伝えている。
フンザになぜ癌がないのか無難な現代医学は説明できないが、
フンザ人の食べ物がアメリカ人のそれより二百倍も ニトロシドを多く含んでいるのは興味深い。
フンザにはお金はなく人の富は所有する杏の木の数で決まる。
そして杏の種が最も重宝される食物である。
フンザ人が故郷を離れ、他国の食習慣をとると、 癌も含めて、すぐに他の人類と同様の病気に悩まされる。
エスキモーも医療班らが何十年も前に 癌が皆無であることを知らせている。
エスキモーの伝統的な食は、トナカイなどの肉や北極に生息する サーモンベリーなど、非常にニトロシドに富んでいる。
エスキモーが伝統を捨て洋食をとり始めると、 発がん率は米国の平均を上回る。
同様な特徴は、世界中の多くの民族で見受けられる。
黒海付近のアブハズ人、北米のホピ族やナバホ族、 南米や南アフリカの原住民など世界中のあらゆる人種に及ぶ。
共通するのは癌にならない度合いがニトロシド(ビタミンB₁₇) が食に含まれる度合いに比例していることである。
懐疑論者は、原住民らは現代にある 発癌物質に晒されていないからだ、と反論してくる。
スモッグやタバコを吸わせ、食品や水道水の添加物を吸収させ、
石けんや化粧を使わせてから、比べないと!
もちろん、的を得た指摘だが、この問題でさえもう答えが出ている。
癌のビタミン理論を受け入れて食生活を かえている人々はこの二十年来着実に増えてきた。
そうした人々は年齢、性別、 その他を問わず、ほぼ全ての先進国に及ぶ。
米国だけでも数千人を数える。
正確な人数を出し個別に健康診断をするのは不可能だが、
自覚をもった人々なため、むしろ定義は簡単である。
従って、ビタミンB₁₇の豊富な食事を初めた人が 一人も癌になっていないと言う事実は重要である。
もう一度言わせてもらう。 4人中1人の割合で同国民が発がんしているにも関わらず、
数千というこうした人々はこの恐ろしい病を 患ったためしが一切ないのである。
こうした事実をみせられると、 多くの人々は態度が簡単に決められる。
だが、反対派の強力さを思うと、 論理だけで満足しているわけにはいかない。
論理で結論される理由を理解し、 この理論の背景にある科学で確信を深めてみる。
1902年スコットランド、エジンバラ大の 発生学教授、ジョーン・ビァード氏が
最悪の悪性腫瘍の細胞と正常な妊娠中の初期の胎児の細胞 との間には特に相違がないことを報告した。
医学用語ではそうした正常細胞を栄養膜と呼ぶ。
ビァード教授はきちんと調査した後、 癌と栄養膜は実は同じものである、と結論する。
教授の理論は癌の栄養膜論として知られる。
事実、妊娠中の栄養膜は正に癌の特徴そのものである。
栄養膜は急速に分化・成長し子宮壁に着くと保護・栄養を得る。
栄養膜は全能性複相細胞から始まる連鎖反応の結果形成される。
その初期細胞をここでは簡単に「全能細胞」と呼ぼう。
というのも、全能細胞が、完全な生命体の様々な特徴を備え、 臓器、組織、或いは、胚に進化する能力を持っているからである。
全能細胞の約八割が卵巣や精巣にあり、 次世代への準備のために蓄えられている。
残りは体全体に分布し、はっきり理解されていないが、 損傷を受けた組織の再生と関係があるとされる。
エストロゲンは組織に影響を 与える能力があることで良く知られる。
女性ホルモンと一般に思われているが、 両性に存在し重要な働きをする。
殴打、薬物、病などで人体が損傷するとエストロゲンが いつも多量に現れ傷を癒す刺激を与える役割をする。
全能細胞がエストロゲンに合うと 栄養膜になることが今日分かってきた。
受精卵の全能細胞にこれが起きると 胚に栄養を与える胎盤とへその緒ができる。
だが、体を補修する過程として、 非性的にこれが起こると、癌を生じる。
癌が生じ始めると、体はその箇所と類似した 細胞で取り囲んで封じ込めようとする。
これが腫瘍である。
顕微鏡で調べてみると、こうしてできた腫瘍は、 栄養膜と周囲の細胞との混合であるのが分かる。
この事実が多くの学者を癌には 様々な種類があると早合点させてしまう。
だが腫瘍が違って見える度合いは、腫瘍の良性度の度合い、 つまり、癌でない細胞が含まれる程度である。
悪性度が増すに連れ腫瘍に類似点が現れ 妊娠時の栄養膜の特徴を備えるようになる。
最も悪性な腫瘍、絨毛癌は、栄養膜細胞とほぼ区別がつかない。
70年以上も前にビァード博士が言った通り、 そっくり同じなのである。
次に防御の仕組みを考察する。
癌撲滅以前に、まず通常どのように 癌が抑制されているのか理解しないといけない。
本来どのように栄養膜の成長は抑えられるのだろう。
動物には数十億もの白血球がある。
白血球は体に害なものや異質なものを撃滅する。
このため、白血球が癌細胞を襲うのも当たり前のようにみえる。
だが、癌は栄養膜であり、栄養膜は異物ではなく、 実は重要な生存過程の一部であるため、
白血球を免れる大変有効な手段が栄養膜には存在する。
栄養膜細胞は負の電荷を帯びた 蛋白質の薄膜で被われている。
白血球も負の電荷を帯びているため、 静電気で弾かれ栄養膜が守られるのである。
この解決手段として、すい臓がトリプシンという酵素を分泌する。
トリプシンが栄養膜に充分到達すると たんぱく質の保護膜を壊してしまう。
すると癌が白血球に発覚し撃退されるのである。
胎児の場合も栄養膜は成長・拡大を続けるが なぜか八週間目で突如成長をやめ破壊される。
最近の研究でこの理由が分かった。 胎児のすい臓が活動を始める時期が八週間目だからである。
すい臓とつながる部分の十二指腸は 癌がほとんど見つからないというのもわけがあるのだ。
また、膵機能不全で起こる糖尿病患者は、 発がん率が3倍になることにも目を引く。
こうした事実は研究者を長年悩ましてきたが、 癌の栄養膜論でついに説明がつくようになった。
でももし膵臓が弱い、または、癌の成長が盛んで、 トリプシンの供給が間に合わないとどうなるのだろう。
自然は予備機能を備えているというのが答えであり、 第一線が破られても第二線が対応してくれるのだ。
第二線では正常細胞を保護して 特別な薬で悪性細胞を毒死させる。
癌のビタミン療法がここでやっと視野に入ってくる。
「特別な薬」はもちろんニトリルシドを含んだ 自然の食べ物にあるビタミンB₁₇である。
アミグダリンとしても知られ、 百年以上も事細かに利用・研究されている。
また、クレブス博士が癌治療用に開発しため、 濃縮・純化された薬はレートリルという名前でも知られる。
簡単のためこの動画ではビタミンB₁₇という名前を使うことにする。
ビタミンB₁₇分子はベンズアルデヒドの配糖体と 青酸の配糖体の二つの糖を保有する。
青酸は毒性で有名であり、摂り過ぎれば致死量に至る。
しかし束縛されているため化学的に不活性で 生命組織には一切影響を与えない。
分子の束縛を解き青酸を放たせるものが一つだけある。
それはβ-グルコシダーゼという酵素であり ここでは単に「分解酵素」と呼ぶ。
B₁₇が分解酵素と接触すると青酸ばかりでなく ベンズアルデヒドも放たれるが、これ自体も有毒である。
実は二つが混ざると個別の場合より二百倍も毒性が強まる。
分解酵素は癌細胞に常に大量に存在するが 他の細胞には危険を伴う量程存在しない。
その結果ビタミンB₁₇は癌細胞で分解されるため、 癌細胞にだけ有毒に作用する。
ロダネーゼという酵素も重要である。ここでは「保護酵素」と呼ぶ。
なぜかといえば、青酸を中和して健康に役立つ物質に 変換する機能を有するからである。
保護酵素は癌細胞以外体中の至る所にある。 そのため癌細胞だけ保護されない。
癌細胞が破壊されると同時に正常細胞が 育成され続ける生化学的過程がここにある。
この込み入った完璧な仕組みは自然が 成し得る技であり、偶発などではない。
今日発がん性物質には様々な憶測がある。
専門家は喫煙、日焼け、食品添加物、ウィルス等 全て発がん性があると言う。
だが、見てきた通り、本当の原因は酵素とビタミンの不足であり 他は癌を誘発する個別因子に過ぎない。
体に長期間損傷を与え続ける事全てが 癒しの過程で現れるエストロゲン分泌の要因になる。
だから体が抵抗するのに必要な 化学材料が不足すれば癌ができてしまう。
つまり発がん性物質は癌の原因なのではなく、 癌ができる箇所を定めるだけなのだ。
もちろん癌に対する体の防衛は 膵臓の酵素とビタミンB₁₇だけではない。
他の酵素、血中の酸素量、PH、体温も 重要な役目を果たすことが研究で分かっている。
ビタミンB₁₇が直接的な不可欠要因ではあるが 相互依存の仕組みがあるため、他の要因も無視できない。
幸いにも実践的な場面で 理論の細かいところまで理解する必要はない。
全てのビタミンと無機質に富んだ食物を摂り 体に損傷やストレスを与えない、と知っていればよい。
癌のビタミンB₁₇の理論は実験で揺るぎない証明がされている。
例えば、国立がん研究所の細胞化学学長、ディーン・バーク博士は、
動物組織ではビタミンB₁₇は正常細胞に何ら影響を与えないが、
癌細胞に触れると青酸とベンズアルデヒドが相当量放たれ 癌細胞が一つ残らず死滅した、と報告し、
「顕微鏡を覗きながらレートリルを癌の培養器に注入すると、 癌細胞がバタバタと死んでいくのが見える。」と書いている。
ビタミンB₁₇は癌でない細胞には無害であると述べたが、
むしろ他の物質と同様に無害と言った方が正確かもしれない。
つまり、水や酸素でさえ過度に摂れば致死量に至るのであり、 ビタミンB₁₇でもこれが言えるからだ。
例えば、りんごの種をコップ一杯食べて人が死んだという話がある。
事実かどうか未だに不明であるが、事実だと仮定してみよう。
もしその人がりんごの実も食べていたなら、 実から摂れるロダネーゼで十二分に解毒できる。
だがそれをするにはりんごを数箱分 食べないといけないが、土台無理である。
自然がするのはこの程度で、そのような害は想定外なのである。
従って、種は果実ごと食べる分だけの量以上食べないという 簡単な規則を守るのが賢い手である。
常識的な規則であり、間違えはまず起こらない。
ビタミンB₁₇の試薬で知られる アミグダリンやレートリルに対する憂慮は更に当たらない。
もう百年以上もの間、 標準の薬理学参考図書が無毒と記述している。
世界中で数世紀も利用されているが 死亡や病は一件も報告されていない。
繰り返し行われた実験では、 白鼠にレートリルを人の適量の70倍を与えても、
ビタミンの効果で期待できる、 食欲増進、体重増、健康増進の副作用しか示さなかった。
アスピリンは同量のレートリルに比べて20倍も毒性がある。
実のところ国立癌研のバーク博士はレートリルは 砂糖より無害であることを実証している。
ここで重要な質問をしてみる。 ビタミンB₁₇は実際に人の癌を制御できるのだろうか?
もしそうなら、統計的な証明があるのだろうか?
体制側の医療関係者は「ない!」と言う。
レートリルを否定する公式見解はほぼ全てカリフォルニア医学界の 癌委員会が提出した1953年の報告を基にしている。
報告書は単調に「レートリルが与える癌細胞への 細胞毒性の効果は見つからなかった。」と述べている。
この報告書を拠り所に、政府行政はレートリルの処方、運搬、 更には推奨することさえ違法と宣言している。
報告書の著者は 議長イアン・マクドナルド博士と書記のヘンリー・ガーランド博士。
委員会には他に7名有名医師がいるが、 レートリルを実際に扱った者は一人もいない。
他者の実験結果のみに頼っている。
この人たちの科学的判断が如何なるものなのかは、
マクドナルド氏とガーランド氏が喫煙と肺癌は無関係 と主張していることからも窺える。
実際マクドナルド氏は「1日24本の喫煙は害の無い楽しみ」 と主張し「一日一箱で肺癌が防げる」と言っている。
だが彼らのこの科学の疎さより問題なのはレートリルの実験結果 について正に虚偽の結論をしたという事実である。
例えば、レートリルの治療を受けた患者の腫瘍を顕微鏡診断して、 何の効果も無かったと書いているが、
実験を実際に行った病理学者に10年後尋ねてみると、
病理学者はレートリルの効果と見られる 癌の消滅をいくつも報告したと述べている。
マクドナルドとガーランド両氏の嘘がここでバレた。
また報告書はレートリルから青酸を放つことができなかった とも述べ理論が詐欺であることの根拠にしているが、
米医学界化学研がその二ヶ月前に レートリルから青酸を放つのに成功したと報告していた。
もちろんカリフォルニアFDA研でも 国立癌研の細胞化学研でも確かめられている。
これもマクドナルド氏とガーランド氏が真実を隠した。
もう一つ重要なことは患者が極めて少量のレートリルを 処方されており検証になっていないということである。
今日、一回に2〜3グラム投与することも珍しくない。
一般に、患者の回復の兆候が 現れるまで30〜40グラム必要とする。
だがカリフォルニアの実験では投与の最大は2グラムで その量でさえ12回に分割されている。
五人の患者は二回、あと五人は 一回のみしか投与されていなかった。
それ故レートリルの効能を 確かめられなかったとしても不思議ではない。
だが、驚くのは、米癌協会は今だにこの酷い報告書を切り札にして レートリルを詐欺扱いしているということなのだ。
ともかく元の質問に戻ってみる。 レートリルに効き目があるとする証拠とは何だろうか?
先に学んだ通り、フンザ人、エスキモー、 その他の人々の健康は統計的に見て決定的であり、
ビタミンB₁₇の癌予防はほぼ100%あることを見てきた。
これに異議を唱える人は殆どいないが、 発ガンしてしまった場合はどうなのだろう?
ビタミンB₁₇は癌患者を救えるのだろうか?
答えは、救える、である。だたし、対処が早く、 レントゲンや抗がん剤などで衰弱していないという条件が付く。
残念ながら、多くの癌患者は末期に通常医療が サジを投げ初めてレートリルを試している。
通常、数ヶ月、数週間の命と聞かされてからである。
悲惨な死期に面し最後の手段としてビタミン療法に目を向ける。
そして、大多数死亡し、レートリル失態の統計に加えられる。
現実にはレートリルがその期に及んで救えれば大勝利である。
欠乏症がそこまで進行すると 痛んだ体は元に戻らないからである。
銃に打たれた人は弾丸を取り除いて もらってもその傷で死ぬのと同様、
ビタミンB₁₇で癌を治しても癌が痛めてきた 肝心な臓器が復帰しなければ死亡する。
それ故、この途方もないハンデにも関わらず、 末期患者が元気を取り戻している数の多さは凄いと言えよう。
実際、数千ものカルテがこれを物語る。
米癌協会はレートリルで救われた人は、 始めから癌でなかったかのような印象を与えようとしている。
しかし現実はかなり違った側面を見せる。 いくつか事例を見てみよう。
カリフォルニア州ピノール市のディビッド・エドムンズさん。 1971年の7月に手術した結腸癌が膀胱に転移していた。
医師は切開の結果、悪性腫瘍が 内蔵の至る所に転移していて除去は無理と判断した。
腸が詰まっているため腸を割いて腹部の人工肛門に繋ぐ 手術(コロストミー)で処置したが
五ヶ月後、癌が再発して数ヶ月の命と告げられた。
奥さんが看護婦でレートリルを耳にしていたので試してみた。
六ヶ月後、エドムンズさんは死の床にいる代わり、 普通に近い生活に復帰して医師を驚かせた。
膀胱鏡検査では癌が完全に消失していることが明かになった。
エドムンズさんは腸を元通りに 戻して欲しいと医師に頼み再入院する。
手術中、癌らしきものは一切見つからなく 腸を再接続して家庭療養させた。
病院が逆コロストミーをするのは初めての試みだった。
現在エドムンズさんは普通の生活で元気に暮らす。
1967年ジョアンヌ・ウィルキンソンさんは 左足の太股の下の腫瘍を切除する手術をした。
四ヶ月後、癌が再発し骨と筋肉を切除する手術をした。
一年後足の付け根に腫瘍が現れ、生検で癌の再発が判明する。
今度は足と腰、更には膀胱、腎臓も 切除しなければならないと、医師に言われる。
まず、肺を開いて癌がもし見つかれば、どちらにしろ助からないので 切除する手術はやらないということになった。
ウィルキンソンさんは姉と友人に勧められ、 手術をしないでレートリルを試してみると決心する。
医師は、手術をしなければ12週間の命だと言ってうろたえた。
レートリルを始めて5週間後、足の付け根の腫瘍がなくなる。
数年経った現在ウィルキンソンさんは元気に暮らす。
1972年カリフォルニア州サンタ・ポーラ市で足病医をする デイル・ダナー氏は右足に痛みをおぼえ酷く咳き込むようになる。
レントゲンで両肺に癌腫瘍と右足に巨大腫瘍が見つかる。
癌は手術不能で放射線治療も効かなかった。
医師の診断:治療不能。致命的。
母にせがまれレートリルを試すと約束。喜ばせるつもりで メキシコから大量輸入したものの全く信用していなかった。
医学誌を読んでいたので詐欺と確信していた。
青酸を多量に含んでいる とあったので危険かも、とさえ思っていた。
数週間もたつと痛みと咳が薬で抑えきれなくなった。
這いつくばい三日三晩痛みで眠れず 気力も体力も限界になってきた。
寝不足、医薬品、痛みで意識もうろうの中 ついにレートリルに目をやる。
睡眠をとるため大量の処方薬を飲み込んだ後 レートリルを動脈注射する。
処方薬で意識を失う前10〜20日分に 相当するレートリルを一挙に投与してしまった。
36時間後に目を覚ますと、驚いたことに 生きているばかりでなく、痛みと咳が大幅に和らいでいた。
数ヶ月ぶりに気分が優れ、食欲も出てきて レートリルの効き目を認めざるを得なくなった。
レートリルを追加注文し、定期的に少量づつ投与するようになった。
3ヶ月後仕事に復帰した。
1952年にレートリルが開発されて以来、 この様な事例が正に数千も報告されている。
これらを集計してみると統計的な数字としてより意味を成してくる。
名医がレートリルで臨床を行い癌治療に安全で効果的であると 結論付けている医学論文は少なくとも26にも及ぶ。
米癌協会や体制側の医療機関は この結論を受け入れるのは変人だけと信じ込ませたいのだ。
だが、臨床試験を行った医師も同意する他の人々も 詐欺師ではない。その中からほんの一部紹介する:
西ドイツ、ハノーバー市シルバーシー病院 医学理事のハンス・ネーパー氏。
彼はコバルトを医療に利用した先駆者であり、 抗がん剤シクロホスファミドの発明者で、
言うまでもなく、世界から尊敬される癌の専門家である。
カナダ、モントリオール市セント・ジャンヌ・ダルク病院 研究実験理事、N・R・ブジアン氏。
病院の癌化学療法委員会の委員で米生体分析協会重役でもある。
フィリピン、マニラ市、サントトーマス大学 医学・手術部教授マニュエル・ナバロ氏。
彼は国際的に著名な癌研究者であり百以上もの主要論文を出す。 論文の一つは国際癌会議の場で朗読された。
メキシコのアーネスト・コントリアス医師。有名なティファナ市の グッド・サマリタン癌病院を10年以上経営する。
メキシコの著名医師であり、 ボストン市のハーバード子供病院でポストドクとなり、
メキシコ陸軍医大の組織学部と病理学部の教授、 メキシコシティー市の陸軍病院の病理学長を歴任している。
ベルギーではルーベン大のメイシン博士、イタリアではトリノ大の ギデッティー博士、日本では東京の著名医師の酒井氏。
そしてアメリカにも、名声のある国立癌研のディーン・バーク博士や、
ジャージー・シティー・メディカル・センター医師のモローン氏、 レートレルを開発したクレブス博士、
サンフランシスコのリチャードソン博士がいる。 世界20ヶ国に名高い人がその他大勢いる。
上記の研究者らが多岐に渡る重要な副作用を報告している。
特に血圧の低下、食欲増進、ヘモグロビンと赤血球の増加、 そして何よりも、麻薬なしの沈痛効果が挙げられる。
たとえレートレル療法が手遅れになったとしても 沈痛効果は最後の慈悲深い恵みになる。
アメリカでは、医師がヤブ医者呼ばわりされたくなければ 所謂「コンセンサス医療」を施さなければならない。
つまり医師は他の医師がやるのと同じことをやらないといけない。 現在の癌の対処法についていえば手術と放射線と投薬である。
そこで今度は所謂通常医療で得られる結果と比較してみる。
その三つの中で、手術が最も害が小さく、 場合によっては命を取り留める応急措置になる。
視覚的に腫瘍を除去するので、心理的にも有利で、
この点では、患者や家族へ安心と希望を与える。
だが、手術の有効性は癌の悪性でない度合いと一致し、
腫瘍にある癌細胞の割合が高い程、手術には意味がなく、 最悪の悪性腫瘍は一般に手術不能である。
統計では術後の長期生存率はせいぜい10〜15%であり、
癌の転移が見つかると手術の救命率は0%である。
なぜかといえば、通常医療の他の癌療法同様、 手術は腫瘍を取り除くだけで、原因を取り除かないからである。
放射線療法の大義名分は手術と本質的に変わらない。
腫瘍を排除するのが医療目的で、切る代わりに焼く手段をとる。
やはりこれでもガンでない細胞ばかり殺され、 癌が悪性であるほど放射線治療は効き目がない。
実際、放射線療法は手術と同じ限界と欠点を持つ上 体の他の部分に癌ができる確率を増加させてしまう!
放射線を浴びすぎると癌を招くことはよく知られた事実である。
広島の被爆者でも実証済みだし、
通常の医療用レントゲンを定期的に浴び続けると六割も白血病 が増加すると最近バッファロー大学の研究チームが報告した。
更に、癌患者に使用される放射線の強度は 「通常のレントゲン」の比ではない。
X線が癌を引き起こす理由は二要因あり、 一つ目は、体に直接害を及ぼすので、
損傷を癒す過程で栄養幕細胞の生成を促してしまうということで、
二つ目は、免疫のために働く白血球の生成を抑えるため、 癌を殺す最前線が弱体化してしまうということだ。
他の通常治療法同様、癌の転移が見つかった場合、 放射線治療で生存できる患者は事実上いない。
つまり、放射線療法は救命率がないだけでなく、 癌を広げてしまっているということになる。
所謂抗がん剤はもっと酷い。
殆どの抗がん剤は癌だけでなく 癌でない細胞にも極めて有毒である。
というよりむしろ悪性細胞より健全な組織を破壊してしまう。
こうした薬品は放射線様と言われ、放射能に似た働きがある。
従って、免疫系を破壊するため癌の増殖を助ける働きをする。
また、X線は局所的に照射されるだけだが 薬品は体全体で毒性を発揮する。
外国産や毒性の強い抗がん剤が最近はやっている。
毎年新しい薬剤がいくつも開発されるため 癌患者は正に薬の実験台になる。
国立癌研の公式の化学療法報告書に 記された惨状をいくつか紹介する。
「予期される毒性に耐えられる健康的な患者を選ぶように努めた…」
「投与した5人中2人が早くも死亡。 量を8.0mg/kg/日に減らす。」
「抗癌効果は全く見られなかった…」
「この研究では8人中6人の子供が死亡した… 効果は何も検出できなかった。」
「療法の毒性が、嘔吐、高血圧、 口内の粘膜の変化、下痢として現れた。」
「この薬の治療を受けている間に死亡した6人いずれも、 検死で腎障害と脳浮腫が観察された。…」
「二人の患者の死亡は薬の毒性が原因と断言できる。…」
「初期治療を切り抜けた14人の患者のうち8人が 急速に衰え治療から10週間内に死亡した。」
通常医療で認可された人への生体実験としかいえない 恐怖実験がこうして毎年行われている。
ビタミン療法と通常医療の比較がこの結果だ。
次のような統計結果が国立癌研と米癌協会、及び、 レートリルを処方した医師のカルテから得られた。
患者の年齢、性別、癌の場所、悪性の度合いで 大きな差異があるものの
数字は全ての総平均で次の様に物語る。
転移が進行した癌で医師に望みがないと告げられた場合、 ビタミン療法で助かる見込みは15%しかない。
だが、通常医療では5年後の生存率は千分の一もない。
癌が早期に診断された場合、ビタミン療法は 少なくとも八割の命を救えるが、通常の治療では15%以下である。
健康で癌のない人の場合、ビタミンB₁₇を適度に 摂っていれば癌と無縁である確率は100%に近い。
一方、典型的なアメリカの食習慣で 通常医療に頼る人は生存率が84%に下がる。
数字は全年齢の平均だが三十歳を越えると激減する。
先にも述べたとおり、数字は 年齢、性別、癌の場所、悪性度で大きく変わる。
また、早期の癌と進行癌の区別はいささか曖昧で、 きちんとした線引きはできない。
とはいうものの、この表はそれなりに正確であり、 簡単にあしらえない凄さを物語る。
通常医療の無効力さを考えると、 霊感療法の方がまだましと言えよう。
少なくとも患者は放射線や薬品の猛毒の副作用から 免れることができる事を思えば尚更かもしれない。
ちょうど我々が人類史の原始医療に面白がるのと同様、
将来の世代は今の時代を振り返り、現在医学と信じられている 無意味な処置に身をすくませることだろう。
どんなに無意味で時には害になっても、 コンセンサス医療は全医師が同じ施しをすることを強要する。
どんなに患者が犠牲になっても医師の立場が守られるのは、
同僚を見張る審判が同じことをし 同じみじめな結果を出しているからである。
一方、この基準から外れて、 医師が栄養を基礎に置こうものなら、
たとえ何人患者を救っても、ヤブ医者と罵られ、 免許も失い、逮捕さえされる。
ビタミン療法に反対する人の大半がただ真実の全体に 無知な良心的市民から成ることは確かだが、
特定利益集団の役割も重要である。
この動画の始めにある通り、癌の科学は 癌の政治に比べればそれほど難しくありません。
特定利益団が医療、政府機関、世論を 操作してきた歴史もこれ自体非常に興味を沸かせますが、
もちろん今は時間がそこまでありません。
科学と政治の全編は「癌のない世界」を読んで下さい。
本はこの動画で紹介したことを詳細に記載し 最重要文献も細かに記述しています。
興味ある人が独自調査することもできるように 脚注も沢山つけました。
貴方の友人に貸出できるよう 本を数冊購入することもお薦めします。
この情報で人命を大いに救えます。
一旦ビタミンB₁₇が他のビタミンと同様に理解され普及すれば、 癌は今日の壊血病やペラグラのように稀に成ります。
ニトロシドが(ヨウ化の塩の)食卓塩のようなかたちで普及すれば 勝利であり、これぞ我々の目標です。
この知識をもって行動すれば誰にでも直ちに達成できる目標で、 貴方も貴方の家族も癌の心配はいりません。
でも、この真実がもたらされる誰かの助けがあってのことです。
貴方は助けないでいられます? 一緒にこの崇高な課題に取り組みましょう。
一緒になれば癌のない世界を築けます。
「癌の無い世界」 著作・ナレーション:G・エドワード・グリフィン
字幕・翻訳:bumnumbum

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うちは、お母さんの舌ガンで治療し続けています

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