衛星使い世界のどこでもビットコイン

in #trustless7 years ago

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/417245/090700027/
2017年8月15日、カナダBlockstream社は、インターネットへの安定したアクセスが確保できない地域でもビットコインを活用できるようにするため、ビットコイン衛星「Blockstream Satellite」によるサービスを開始する計画であることを発表しました

2ちゃんねるのコメントなどを見ていると、ビットコインに否定的な意見が多数あって、その中にはそのうちに国の規制が入るみたいなコメントがあるわけだが、自分はビットコインは国による規制などできないと思っている。確かにインターネット接続を切ってしまえば、ビットコインの価値は無価値になる。それは否定しないわけだが、果たしてそんなことが今できるのか。例えば中国国内でのインターネットの使用を規制するというような政策が行われれば確かに中国でのビットコインの取引は不可能になるわけだが、それでも逃げ道はいくらでもある。ハードウェアウオレット(たとえばtrezor)などに秘密鍵を保存しておけば、いくらでも(1億でも2億でも)移動が可能である。trezorのサイズは手のひらにのる程度のごくごく小さいサイズである。持ち運びは自由だ。空港でチェックできるのだろうか。空港を通過できてしまえば、他のインターネット接続のできる国で換金は可能であろうと思われる。あるいはインターネット接続ができなくても、闇取引で換金は可能である。そう考えると全世界のインターネット接続を切らないと、ビットコインは止められない。一つの国だけではだめなのだ。そんなことは、現実的には無理だと思う。かえって世界は混乱してしまう。国はビットコインの存在を認めざるをえない。そしてどうせ認めるのであれば、国の利益になるようにビットコインを利用することを考えるのが普通の論理である。中国、ロシアなどはすでにそのような方向に舵を切っているようにみえる。日本もうまくいけば、世界のトップにたてるかもしれない。
そんなこんなで、Blockstream社のビットコイン衛星である。これは驚いた。自分はそんな考えで、ビットコインは安全だと思っていたのだが、その一方で何らかの原因でインターネット接続が破壊されてしまった場合のことを想像することがあったわけだが、この衛星の記事によりビットコインの安全性はより深まったと思う。この衛星の存在によりインターネット接続が切れても、衛星経由でビットコインシステムが維持されるということだよね。さすがBlockstream社、いい仕事をしてくれました。
このことにより、マイニングなどの事業も変化する可能性があるらしい。いろいろと面白い。
ビットコイン(あるいは仮想通貨)界隈は、次から次へと新しいことが起きていて飽きない。

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