完璧主義者の「負けている感」

in #self-search2 years ago

完璧主義者は常に自分を「負けている」と感じているらしい。
自分に照らし合わせると正にそうだなと思った。
「負けている」とは、もう少し具体的に考えてみると、「負けている最中」なのか「負け続けている最中」なのか。
他人が目の前に現れた時から自分は「負けている」恐れが発火するのか。
他人が去った後に、自分はやっぱり「負けている」が確認できたのか。

私は相手を優越できていなかった時、負けていると感じる。全てに於いて優越していたいのだ。
なぜ、自分が優越することに休みなく精をだすのか。

親父の呪文を思い出す。
「そんなの当たり前だ」、「それ位なら出来て当たり前だ」、だからお前はもっと精進を続けろ。
全力を出しきっても認めてはくれなかった。
めったに無い、良い成績が出た時、今度こそ親父は認めてくれるだろう、認めてくれる筈だと考えていた。

親に自分が下位の存在なんだ、お前は劣った存在なんだと認知を埋め込まれたままだからなのか、支配され続けているから負けていると感じているのか。

親父の、どんな時も他人に優越できない怒りは、俺の勝利の報告を持ってきたなら、それを直ちに無力化してやろうと統治を敷いている。

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