年に2冊しか本を読まなかった僕が、読書量を25倍にした5つの読書術
どーも、読書苦手マンのafroscriptです。
僕は22歳頃まで、年間1,2冊くらいしか本を読まないほど、読書が苦手でした。
しかし、社会人になる前になんとか克服しなければと、少しでも自分の読書モチベーションをあげるよう、あの手この手を試してきて、早7年。
今でも苦手意識はあるものの、毎月3-5冊くらい、年間で50冊程度は読めるようになったので、そのテクニックをまとめてみました。
読書苦手な人は、ぜひ試してみてください。
①とにかく量を買う。読まなくてもいいから、とにかく本を多く買う。
読書苦手マンの特徴として、本を買ったり、本を読み始めても、読み続けるモチベーションが持続しない問題があります。
(そもそも本を読みたいという気が起きないという問題もあるのですが)珍しく何かすごく読みたい本が見つかって、Amazonで買ってはみたものの、届く頃にはもう読む気なくなってるとか、
もっとひどい場合、本屋で買って、家に帰るまでの10分足らずのうちに読むのめんどくさくなるとか、まぁよく起きる現象だと思います。(僕だけかな?)
でも、安心してください。別に買ったからって無理して読まなくていいんです。
その代わり、どんどん買ってください。ちょっとでも読みたいかもって思った本は全部買ってください。
なぜそれがいいかと言うと、
例えば、読書苦手マンは、「この1冊を読んで」と言われると全然やる気が出ないのですが、
「この20冊のうち、好きなもの1,2冊読んで」と言われると、わりと読める気がしてきませんか?
「二兎を追うものは一兎も得ず」なんて言われますが、「十兎を追えば三兎くらい得られる」と僕は常々思ってますが、その理論です。
僕は今でも毎月5-10冊くらいは本を買ってますが、そのうち僕が本当に読んでるのは、3,4冊なんです。(昔はそれでも1,2冊でしたが、徐々に慣れて増えてきました。)
それでいいんです。読書苦手マンは、まずは多く本を読むより、読書量をゼロにしないことから始めましょう。
②買った本は枕元に、大量に積み重ねておく。
①とも連動する内容なのですが、
「本を読もうかな?と思うかもしれない場所に、なるべく多くの本を置いておく」というのが大事です。
場所としては、例えば、枕元やトイレなどですね。
僕の場合は、枕元に10-30冊ほど本を常に置いています。(ちなみにこの記事を書いてる時点では、47冊置いてありました。笑)
これは何がいいかと言うと、2つあって、
まず、これだけズラっと重ねてあると、何かしらの本に興味を持てるのです。さっきの十兎の理論ですね。
仕事で悩んでることの答えが書いてそうな本や、ちょうど勉強しなきゃなと思ってた分野の本が目に入ると、本を読むいいきっかけになります。
また、「これだけ買ったんだから、もっと本を読まなければ…!」といういいプレッシャーにもなります。
ちなみに積み重ねる本は、気が向いたときにテキトーに入れ替えましょう。
自身の興味の方向なんて、1ヶ月もあれば全然変わってたりしますし、テキトーに並べた中から、5年前にとりあえず買っておいた本が、急に役立つなんてこともよくあります。(だから、最初の項目の「とにかく買っておく」ってのが大事だったりします。)
③書いてあるもの全てを読むことを諦める
1冊の本の中に、自身にとって本当に必要な情報は2割しかない、とよく言われたりします。
(速読述とか学ぶと、こうゆう前提出てきますよね)
また、どうせ本1冊読んだところで、頭に残ってるのってそれくらいなものですよね?
なので、読書苦手マンなあなたは、全部読むことは最初からあきらめましょう。
つまらない部分や、不必要そうな具体例はどんどん読み飛ばしましょう。おもしろくない章などは、臆せずマルっとスキップしましょう。
本当に自分にとって重要な部分というものは、ザァーっと読んでても、どうせちゃんと頭に残るものなので、それでいいんです。むしろ残らないものは、きっとあなたにとって重要な情報ではなかったんでしょう。
④1ページを読む時間を決める
③で、いくら飛ばして読めと言っても、読書苦手マンは、ふと気を抜くとついダラダラ文字を全部追ってしまいがちです。
そこで、1ページあたりの読む時間を決めてしまいましょう。
本のサイズや文字の密度にもよりますが、およそ「1ページあたり30秒〜1分半」と設定して、大枠そのスピードを保ち、せっせと読み進めるようにしましょう。
僕は一時期、ストップウォッチで計りながら読み、1分経ったら強制的にページをめくる、というのをやってました。
そうすると、読むスピードの遅い僕は、飛ばし読みせざるを得ないので、読まなくてもいい部分がどんどん見えてくるようになり、本を読むスピードも格段に上がりました。
※専門書やなにかの試験の参考書とかにおいては、読み飛ばしていいかはまた別の話ですが
ちなみに、1ページあたりの時間を決めると、本を読み終わるまでの時間が、明確化されます。
よくある200〜250ページくらいの本だと、読み終わるのに4時間かかるということですね。
つまり4時間だけなんとかスケジュールを確保すれば読み終わるわけです。
そうすると、今日と明日で2時間ずつ時間確保すればいいな、といった具合に読書スケジュールが立てやすくなるわけです。
僕は、課題図書など出されると、とにかく無理に読み始めて、ダラダラと、いつ読み終わるかも考えず、「いつまで活字を追うこの苦痛が続くのだろう…」というストレスを感じることが多かったですが、読了時間の明確化は、「これくらいの時間耐えればOKだ」という安心感を与えてくれます。
⑤活字がダメな人は耳から入れよう
本を読むという行為を行うと、その間は、少なくとも目と手の自由が奪われます。
(本やKindleなどの物理的なモノを手で支え、操作し、目で活字を追わなければなりません)
これって、読書苦手マンにとっては、けっこう読書への心理的ハードルの高さを作り出してると思うんです。
そんなときに、最近僕がオススメなのがAudibleなどの、読み聞かせサービスです。
これらのサービスのいいところは2つで、
とにかく勝手に読み進めてくれるので、自分のモチベーションの強弱に関わらず読書を強制的に進めることができます。
モチベーション低いときの読書って、「次のページまで読むかなー、どうしようかなー、めんどくさい辞めよう!」とよくなりがちですが、そういったのを強制的に押し進めてくれるのは、読書苦手マンにとってはわりとありがたかったりします。
また、④と同様、読了までの時間が分かるのもGood なところです。
倍速音読機能とかもあるので、僕はだいたい3倍速で聞いて、1冊2時間くらいで読み終えてます。
通勤時間(僕は往復40分くらい)の、気が向いたときだけ聞くにしても、毎月1-3冊読めたりします。
まとめ:毎月4冊程度読むだけで、社会人上位20%にはなれると思う
どうにかこうにか読書苦手マンを克服してきて、毎月3,4冊くらいなら読めるようになってきた僕ですが、社会人生活5年程度でいろんな会社の人にあった肌感で、おそらく社会人の中で、定常的にめっちゃ本読んでる人って意外と少ないです。
だいたい読んでても1,2冊くらい。
毎月平均4冊以上読んでるって人は、2割いるかな〜?ってくらいなんじゃないですかね?
(どこかの有名ベンチャーの社長も、インタビューかなにかで肌感それくらいって言ってた気がする)
なので、周囲に差をつけて、よりおもしろい仕事をしたいって方は、ひとまず月4冊を、最終目標に掲げていろいろ試してみるのがいいのではないでしょうか?
今回の記事が、そんな頑張りたいあなたのお役に立てたらうれしいです。
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今では電子書籍のおかげで、沢山本を読めるようになりましたね。
そうですね!
でもやっぱり、物理書籍もまた捨てがたかったりします:)
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