ちんどんバンド、ジンタらムータを味わおう
これはジンタらムータさんの宣伝にもなりますからいそいそと書きましょう。海外から仕事の招待が殺到して大変らしいです。すみません、今日はYouTubeの動画が多いですが大変な場合、観なくて文章だけさらっと読んでいただいていいです。資料として記録します。
前に写真家れんぞうさんに宮城県石巻市で毎年7月に開催される東北ちんどんサミット(「ラ・ストラーダ」というライブハウスで行われます。フェリーニの映画「道」にちなんだ名前。映画のオールドファンだったら泣いて喜びますね)に誘われて「この人たちは芸術家なんだ」と言われた時、私は半信半疑でした。だってちんどん屋さんだよ?なんで芸術家なの?と思ってました。外国のみなさんは何のことかわからないと思いますので説明しますと、ちんどん屋とは商店とかに頼まれて着物を着て、ちんどん太鼓中心にクラリネットやサックスなどでにぎやかに音楽を奏でながら街を練り歩いてお店の宣伝をする人々で、平均的な日本人がちんどん屋に持つイメージはうら寂れた感じ。芸術的とはちょっと違います。日本の伝統とも違う、大衆芸能かな?
でも一応ネットで調べてみました。ちんどん界の頂点と見られているらしい東京のジンタらムータ。初アルバム「Dies Irae - 怒りの日」収録曲
- 怒りの日
- Tivoli March / チボリマーチ
- 百年サーカスのテーマ
- ある道化師の週末
- ARTIGIANA / バルカンの職人の祭り
- Imi atu ba ne be / エビはとれたか(東ティモールの漁師の歌)
- The right to live in peace / 平和に生きる権利
- Lively and Happily / 生き生きとしあわせに
- Warszawianka / ワルシャワ労働歌part1
- Warszawianka / ワルシャワ労働歌part2
ん?なんか濃い。
先日ブログで紹介させていただいた自由の森学園の所でミュージカル「レ・ミゼラブル」Les Miserablesの民衆の歌 Do You Hear The People Sing? について触れましたがジンタらムータのこぐれみわぞうさんも歌っている!ちなみにシカラムータの別働隊ジンタらムータのリーダーはクラリネット奏者、大熊ワタルさんで、ちんどん太鼓と最近はボーカルとしても活躍されているこぐれみわぞうさんはその妻というかパートナーさんです。「今話題の曲です。こないだ、高校生たちが国会前で歌ってたのを聴いてとても感動したんです。ぼくらはけっこうアンダーグラウンドなバンドなんであまりメジャーな曲はやらないのですが、これはやらなくちゃ、今の時代の曲だと思ってます」みたいなことを言ってますね。
Twitterでこういうツイートがありました。
もう一つの「9.11」チリ・クーデターはアジェンデ大統領を殺害し、歌手ヴィクトル・ハラの手を砕き虐殺した。あれから43年。ハラが残した「平和に生きる権利」はベトナム反戦歌として生まれ、民主主義を前進させる歌として世界中で歌われ、今日本で、原発ゼロのたたかいのなかでよみがえる。
その歌をよみがえらせたのが彼らというわけです。大熊ワタルさんはアメリカに演奏旅行で行った時もニューヨークの街中に置いてあるピアノで「平和に生きる権利」を弾きましたよ。
本家ヴィクトル・ハラ Victor Jara の「平和に生きる権利」El Derecho de Vivir en Paz (The right to live in peace) もどうぞ。
なんと、ちんどんの人々が勢ぞろいしてスクランブル交差点で「平和に生きる権利」。
昨日のブログでも出てきた We shall overcome をジンタらムータさんも演奏している!
こぐれみわぞうさんは最近ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒト Bertolt Brecht 関連の歌に夢中のようです。ブレヒト知ってます?「三文オペラ」とか「肝っ玉おっ母と子供たち」とかが有名ですね。「みわぞう sings ブレヒト」これかなり恐ろしい歌。
そろそろ彼らのすごさに気づいてきました。去年、石巻のちんどんサミットで彼らの生の舞台も確認してきました!感動です。この人たちが芸術家じゃないなら誰が芸術家?海外でひっぱりだこなのも当然です。ちょっと恥ずかしくなってきました。しかし、がんばれば報われる例もあるんですねえ。私はがんばりませんよ。人生の前半、がんばりすぎて壊れたから。後半はめいっぱい楽しんで暮らします。「あなたは無職が仕事」と言ってくれた人がいて、すごく気持ちが楽になりました。人は人、自分は自分。
最後は変なオチになりましたがジンタらムータ楽しんでくださいましたか?そうなら嬉しいです。ではまた。
かっこいい〜ライブで見たいです!
かっこいいですよね〜、かっこいいとはこういうことだったんですね。私はライブで見ましたが現実とは思えなくて夢を見ている感じでした!ところで私のこの記事、初の100 vote 越えとundervalued 認定のようです。(他の人の記事でundervalued は見たことあるけど自分もそうなるとはなあ)。これもジンタらムータさんの魅力のおかげですね。
One of my first post on Steemit was about Victor Jara.
https://steemit.com/poetry/@katharsisdrill/victor-jara-in-estadio-chile
I can not read Japanese, but great music!
Thank you for the comment and letting me know your post about Jara. I have read it. What a sad poem! I can share the same feeling with someone, l am glad. Please use Google Translate, so you will have some understanding of this post. Yes, great music!
I will try :)
:)
And this is an old Danish version of Bertolt Brecht's Das Lied von der Moldau, 1979
Refreshing creativity! I just followed you.
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