競馬の勉強法
競馬ファンの皆さんは、一体どんな勉強をしているのか。気になった人はいないだろうか？やたら競馬に詳しい人がいると、なんでこいつこんな詳しいんだ！？俺も競馬好きなのに…と感心した経験は自分もいくつかある。競馬は学べば学ぶほど面白くなっていき、ハマっていく。そしていつしか競馬は自分の中でなくてはならない存在になっていく。それが今の自分である。今回はそんな競馬の勉強法について説明したいと思う。
まず、勉強についてだが、競馬のどの部分について詳しくなりたいのかで、勉強方法は大きく変わる。学校の勉強で例えると、社会の地理、政治経済、歴史のようなものだ。個人的に競馬の勉強は、大きくわけて2つあると考えている。それは馬券に対しての勉強と、馬に対しての勉強だ。競馬を深く知りたいならば、この2つの勉強は是非ともやってほしいところだ。というわけでこの2つの勉強法を、自分なりに教えることにする。
1.馬券に対しての勉強
こちらは馬券購入を検討する上で重要になる。まず馬券を買うとき、競馬ファンの皆さんは適当に買う人は意外と少ない。決め手があって購入している人が多いのだ。競馬場やwinsに行くと、競馬新聞を持ち歩いている人が多い。あの競馬新聞の中に、決め手となる情報が詰まっているのだ。競馬新聞には、どんな情報があるのかというと、ざっくり言うと以下のような情報がある。
・馬の近走成績
・予想家の印
・レース展開
・関係者コメント
・出走表
・上がりの脚
・調教内容
・脚質
・血統
意外と多い！って思うだろう。実は相当な情報量があるのだ、あの新聞には。だから競馬場に行く際は、ほぼ必ずと言っていいほど新聞を持っているのだ競馬ファンは。この中で勉強しようがないものは予想家の印、関係者コメント、出走表だ。これらは載っているだけだからだ。ではそのほかのどれを勉強すればいいのか。結論から言うと近走成績と脚質によるレース展開は最低限勉強したほうが良い。
近走成績は、とにかくレースを観ることだ。前走はどうやって負けたのか、勝ったのか。その時のタイムはどうだった？など、調べれば調べるほど細かい情報が入ってくる。競馬においてタイムは重要で、馬の強さを話すと、必ずタイムの話が出るくらいだ。新聞では近走内容も細かく情報が入ってるので、出走メンバーの中でタイムを見比べてみるのもいいだろう。実際タイム速い順に決まることもある。他は相手関係もみたほうがいい。相手のレベルが高い中で好走した場合、次走の相手が弱かったら来る可能性が高い。
レース展開は、逃げ馬が不在でスローペースが予想出来ると、前に行く馬を中心に購入することを考えよう。逆に逃げ馬がたくさんいて、ハイペース展開が予想されると、追い込み馬を購入することを考える。一番難しいミドルペースの予想は、基本的に前の馬を購入することを薦める。なぜかというと、競馬は前にいたほうが基本的に有利なのだ。追い込みはどうしても届かない場合が多いので、軸にはしづらいのだ。
2.馬に対しての勉強
馬について知りたい場合、その馬が出走した過去レースを観るのが一番手っ取り早い。今ならyoutubeである程度のレース動画を視聴できるので、観てみるといいだろう。有名馬は特にドラマやストーリーがあり、非常に面白い。なぜこの馬がこれほど強いのかとか、なぜこんなに暴れん坊なのかとか、知れば知るほど面白くなってくる。また、G1レースで過去の優勝馬を調べてみるのもお薦めする。競馬のことを話すとき、G1レースの話はほぼ100%出てくる。できればレースも視聴したほうがいい。調べたり動画みたりしているうちに、好きな馬というのが出来てくるはずだ。
ちなみに自分が最初に好きになった馬はオグリキャップだ。オグリキャップ自体は以前から知っていたが、リアルタイムで観たのは90年有馬記念しかない。しかも当時は小学生だったので、何が凄いのか全くわからなかった。数年後に調べていくうちに、どんどんオグリキャップが好きになっていき、こんなドラマチックな馬、初めてみた！って思ったのだ。今でもオグリキャップのレースは、自分の頭の中に強く記憶に残っている。好きな馬が出来れば、自然と馬について夢中になって調べるようになるので、好きな馬を作るのも1つの手かもしれない。
以上、競馬の勉強法について軽く記載した。他には競馬ゲームをプレイしたりするのも、意外と勉強になるかもしれない。レーススケジュールがみやすいので、必然的に覚えられたりする。自分もゲームでレーススケジュールを覚えた。初心者であれば、まずはレース動画を観ることからはじめよう。
また、世の中には競馬の知識や経験が豊富な人がネット上で予想を公開する「競馬予想サイト」というものがある。
有料のものもあれば、無料で閲覧できる情報もたくさんあるので、こういった情報をチェックしてみるのも良いだろう。