小学校受験＃2

◆小学校受験◆

小学校や中学校のお受験で大切なのは情報ですよね。
しかし、本当に必要なことはネットでは検索してもヒットしないんです。

高いお金を払ってお教室で習った内容や母親学級で聞いたことなどタダでは教えたくないのでしょう。

そこで一番頼りになるのは、受験を経験した先輩ママや同じ受験生ママのからの情報でした。

息子が受験してしばらくたってしまっているので、そほど有益な情報になるかわかりませんが、私の体験記として楽しんで読んでくださいね。

受験を選んだ理由ですが、「教育理念」と「教育方針」がとても気に入った学校があったからです。

その学校に受からなければ、地元の公立小学校で十分だと思っていました。

なぜなら、地元の小学校は良い地域の中にあり、教育熱心な地域で十分に環境は良いのです。

そんな軽い気持ちで決めた受験ですが、小学校受験というものは「異世界」でしたw

前回記事を書いたときに、皆さんからコメントをいただいて、お教室の母親学級の講義の時の話を思い出しました。

幼稚舎、小学校、中学校、高校、大学、どこから入れるのが一番金銭的にお得か、それはもちろん大学です。

幼稚舎、小学校からなんて入れたら、寄付金や授業料をたんまりと払う事になります。そのお金でつくられた素晴らしい施設を大学で入学して使うのが一番お得だそうですw

小学校受験は募集人数も少なく入学できるのは一握りで、慶応ともなると「大きなタライに口の小さな一輪挿しを入れて、そこの入った一滴の雫のみが合格で、タライに落ち雫は不合格」だと聞かされました。それほど難しい事のようです。

それでも受験させるメリットは「エスカレーター式に進学できる」と「家庭環境がある程度一緒のお子さんと学べる」ことでしょう。それ以上に大きなメリットが存在するのかもしれません。

お教室には年中さんの冬から通いました。
お月謝は月４万円ほどで、そこにテストや夏の講習などを加えると大変な額になります。

我が家は金額を抑えて受講していたので、これでも安い方でした。

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私と息子は正直、あまりお教室が好きではありませんでした。二人で「行きたくないね」なんて話しながら通っていました。

私たち親子の唯一の楽しみが、お教室近くにある「ふぐ屋」の水槽に何匹ふぐが入っているかを当てることでした。当たるとアイスが食べられるルールですw

それまで、自由にのびのびしていた私達にはお教室のルールは少し息苦しいものでした。

お教室に通う時の服装は、テストの時に着る服装を着ます。
（試験日にいつもと着慣れない服装をして緊張しないように慣れておきます。）

そのような服装で、姿勢良く机に落ち着いて座っていなければならないなんて、年中さんの男の子には地獄ですよね。

もちろん、足をブラブラするなんてダメです！

途中でお教室をやめられたり、受験を断念する方もいました。ある程度のプレッシャーに耐えられる性格の子でないと難しいように感じました。

無事に受験日までたどり着く事が第一関門です。

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