がんサバイバー
本日、半年ぶりに乳腺外科へ行って、検査と診察を受けました。結果は異常なし。ほっとしました。次は１年後に診察です。
何を隠そう、私はがんサバイバーであります。
2010年に乳がんを患い手術し、この乳腺外科に入院し手術を受けました。
そして2012年には子宮体がんになり、こちらは別の大学病院に入院し手術を受けました。
どちらかというと、子宮体がんは予後の良いがんで、しかも早期に手術したので、経過観察のために通院しています。しかし乳がんの手術をしたときは、小さながん細胞が予想以上に広がっていて、乳房の温存はできず、右乳房全摘出をしました。
その後も、再発したらどうしようと、思うわけです。乳腺外科の先生からは、ダイエットした方が再発しにくいと言われました。なので、ダイエットに励んでいるわけですが、なかなか上手くいかないのが悩みの種です。
さて、先日がん生存率に関する報道がありました。(1)
これは、がん患者が１０年後に同じ年齢、性別の人に比べてどれだけ生存しているかを示す「１０年相対生存率」についての最新の集計結果のもので、58.5％だそうです。部位別では前立腺がん（94.5％）▽乳がん（81.7％）▽大腸がん（69.2％）▽胃がん（67.3％）▽肺がん（32.6％）▽肝臓がん（16.4％）▽膵臓（すいぞう）がん（5.1％）などとなっています。
さらに５年相対生存率も発表され、69.4％と徐々に伸びているそうです。
全がん協生存率調査(2)より部位別臨床病期別10年相対生存率の表を貼り付けておきます。
医療の進歩、そしてそれが沢山の人を救っているというのは、やっぱりあるのだと思います。
私はがんになる以前は生きるのがつらい、死んでしまいたいと思うことがありましたが、がんになっていわば死に直面したようになって、手術をしてからはほとんど死にたいと思わなくなりました。
命と身体を大切にして、末永く大好きな絵を描き続けたいと思っています。