涼を求めて(4)――伊吹山で涼を満喫(2)
スケッチ
伊吹山の登山道は、道幅はそれほど広くありません。もちろんお花畑に入ってもいけないので、スケッチするどころかゆっくり花を見る暇もありませんでした。
で、頂上付近でいい風景がないかなあと探しました。ただ霧が濃くて、遠くの琵琶湖や濃尾平野などの景色など全く見えず、それはちょっと残念でした。
で、休憩所の前にお花畑が、ここも霧がかかっています。
実はこれはまだ霧が薄いほうで、もっと霧が濃くなるとほとんど見えないという有様でした。近くにいた人は「天然のミストシャワーだ!」と喜んでいましたが。
でも時々霧が消えるので、それを待ちつつこのお花畑をスケッチしましたが……。
スカスカのスケッチで、お恥ずかしい。
荷物を軽くしようと思って、画材は最小限にしようと思って鉛筆と消しゴムと色鉛筆だけにしたんですよ。スケッチも小さめで。でもこれを描いてみて、やっぱり絵の具の方がいいなあと思いました。最近はコンパクトな水彩絵の具も売っているので、そっちの方がいいなあと思いました。
でも1枚でも描けてよかったです。あとで、私の記憶を振り返るのは、スケッチブックであることが多いので。
伊吹山の花
伊吹山の花をいくつか写真に撮りましたのでご覧ください。
これはコオニユリ。全体がオニユリより少し小さいです。花がオニユリより少し赤みが強いです。
これはクガイソウ。九蓋草。4~8枚ぐらい輪生した小葉が何層にも重なることからこの名がついたそうです。
これはメタカラコウ。雌宝香。私がスケッチしたのはメタカラコウの群生です。
シモツケソウとその群落。下野草。群落は西側の登山道から少し離れたところにありまして、きれいだからみんなスマホやカメラで写真を撮っていました。しかし登山道は狭いためこれをスケッチするわけにはいきませんでした。
伊吹山、行ってよかったなあと思いました。
早くも紅葉をどこに観に行こうかと考えている私です。
伊吹山、こんな色々な花が咲ているところなのですね。初めて知りました。伊吹山は、小学生の低学年の時、家族で登山したのですが、疲れてしまい6合目あたりで引き返した思い出の山です。
それ以降登った事がないので、次は子供を連れて行ってみたいと思います!
コメントありがとうございます。ふもとから頂上まで全部歩いて登るのは私も無理なので、頂上近くまでバスで行きました。車があれば便利です。車がなければ季節運行のバスを利用するといいです。