涼を求めて (1)――清滝を描いて、歩いて

さて、夏のスペシャル企画として、「涼を求めて」というテーマでブログを描こうと思います。
とは言っても、これは夏の数少ない野外スケッチ企画なので、企画倒れになるかもしれません（笑）。

そもそも、最高気温が連日35℃とか36℃とか言ってる京都で涼を求めるなんて、ネタがどれだけあるかわかりません。宇治抹茶のかき氷とか描けば確かに涼を得られますが、食べ物シリーズにすると私の持病のひとつである糖尿病が悪化しますので、食べ物シリーズはしません。

そこで自然に涼を求めることにしました。

前置きはこのくらいにして、今日は清滝へ。清滝とは、京都市西部を代表する山・愛宕山の東南側の山麓を指す地名です。ここは愛宕山への登山口として、気候がいい時は賑わいます。また初夏はゲンジボタル、秋は紅葉が楽しめるところでもあります。

ただ、観光地というには地味なところですね。それだけにゆっくり自然を楽しみたいと、暑い自宅を脱出することにしました。

自宅の最寄りバス停から朝８時発、京都バスに乗って清滝まで30分。バスを降りたら涼しい～(^^)早速この地区を流れる清滝川のスケッチをすることにしました。
清滝バス停の写真。

なるべく川に近いところに陣取ると、ますます涼しい～。バスを降りた時点で自宅周辺より気温が2～3℃低いと思いましたが、川の近くにいると5℃ぐらい低いですね。

早速スケッチを始めました。
しかしこの時期、緑、緑、緑。見渡す限りの緑で、緑ばっかりで、かなり描くのに苦労しました。まあ流れの速い川という感じには描けたかとは思いますが、もう少し緑を濃くしたかったなと思います。スケッチ１枚目。

１枚目のスケッチを終えて、さらに涼しい清流を求めて少し山歩きをすることにしました。ほとんど舗装されている道でしたが、大部分が見事な林道でした。林道の写真。

途中には水が勢いよく出ているところがあったのでその写真。湧き水でしょうか？冷たかったです。少し手にすくって飲んでみたら美味しかったです。

さててくてく歩いたのですが１時間ばかり歩いたらさすがに疲れました。本当はこの先にお寺があるはずなのですが、さらに徒歩１時間だそうで、諦めて休憩しました。

本当は素晴らしい清流があって描きたかったのですが河原の足場は悪いは、ハチなど虫はぶんぶん飛んでくるはであきらめました。

でもそのあたりを探して別の場所を描きました。ちょっと小さな滝みたいになっているところをスケッチしました。スケッチ２枚目。

木が茂っているから、もうお昼近くになっていたのですが涼しかったですよ～。

帰りはキノコの写真を撮って帰りました。実はもうあちこちにたくさんキノコが生えていたので、とても全部は撮れ
ませんでした。少しだけですがキノコの写真。

体力がある人は、清滝へ来たなら、皆さんには愛宕山への登山をおすすめします。
頂上には愛宕神社があり、登山道はその参道でもあります。7/31夜から8/1早朝までは千日通夜祭（通称：千日詣）といって毎年数万人の参拝者で参道が埋め尽くされるそうです。あとは、やっぱり紅葉の季節がおすすめですね。

この企画は７月、８月の毎週１回くらいを予定しています。(他の日は普通のブログです）

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