ゲストはゴジラくん
今年度「楽しい会議による楽しいまちづくり研修」を受講しています。
これは行政主催の講座ですが、内容は近頃よく耳にする『協働』にあります。
『協働』をググってみると
近年、この協働の概念は日本の地方自治の分野で、まちづくりの取り組みに不可欠なものとして唱えられている概念のひとつである。例えば、地域の課題解決に向けて、行政単独では解決できない問題がある場合、または市民だけでは解決できない問題などがある場合に、相互にお互いの不足を補い合い、ともに協力して課題解決に向けた取り組みをする。または、協働した方がサービス供給や行政運営上の効率が良いとされる場合に協働のまちづくりが推進される。
とあるように、自分たちのまちをより良くするためには、行政と民間などという枠を取り外して共に同じ市民として行動しようということです。
ですので、受講者は市の職員、民間企業の会社員、主婦、学生、自治会役員など多岐にわたっています。
そして、この講座の趣旨はまちづくりのための会議の進行役「会議ファシリテーター」の養成にあります。
。。。。。。こう書いてくると凄く固いでしょ?
えーっ!そんなの受講してるの~?
ってなりますよね^^;
でも、
なぜ受講してるのかといいますと、
まちづくりに情熱を燃やしている…訳ではなく
『会議ファシリテーター』になりたい…訳でもなく
新しいことに挑戦してみようと思ったとき、市のFacebookでたまたま受講生募集の案内を目にしてしまったのです。
『ファシリテーター』という言葉は「生涯学習指導員」養成講座で知っていたのですが、実際になにをする立場なのかを知りたくてフラフラと応募してしまいました^^;
夫からは「なんにでも手を出す奴だ」と言われましたが、そう言われたら尚更投げ出すわけにはいきません。
絶対にやり遂げてみせる!!
というわけで、意地で続けて残り1回を残すのみとなりました。
…しかし、この講座は私にはいささかキツいです(-_-;)
講座は全8回。10時から4時。
お昼を食べながら他の人と話していると、キツい・辛い・無理!…という声を結構耳にします。
内容的には、
まちづくりのための会議を楽しく盛り上げるためのスキルを学ぶ講座なのです。
参加した人だれもが、自分の意見を自由に言い、共有しあって、合意するためのお手伝いをする『会議ファシリテーター』
…簡単そうなのですが、これは多くの人が「会議」というものに対して持っている概念とは全く違うものなのです。
従来は、たとえ重苦しい会議でもじっと息を潜めて時間が過ぎるのを待っていればなんとか務まる会議もあるでしょう。
議長が采配を振るい意見をまとめ、ある方向に導いていくこともあるでしょう。
しかし、『会議ファシリテーター』は単なる進行役であって、意見のまとめ役ではないのです。
会議はどの方向に向かっていくのかもわかりません。方向性を決めるのも参加者です。
でも、最後には参加者の自主的な合意形成まで持って行かなければなりません。
全員に発言してもらうということも命題の一つです。
手を使わないで荷物を運ぶようなもの…とでもいいましょうか(;゚д゚)
自分の意見は決して言わず、常に笑顔と拍手を忘れず、指示を出すことなく、参加者の自主性に任せ、楽しく中身の濃い会議を進行する…
…会議の概念を変える『会議ファシリテーター』
。。。受講すればするほど、その難しさにためいきが出ます(-_-;)
1番の問題は自分の頭の固さだと思い知らされます(-_-;)
『会議ファシリテーター』が進行する会議の形態は
5人×6グループ=30人がグループごとに机を囲んで座ります。
まず、アイスブレイクでリラックスしてもらってから、
グループごとに自己紹介をして、発言をする雰囲気を盛り上げたところで、
テーマに沿った話し合いへと進んでいきます。この後の作業は全てグループ単位で行います。
でも、いきなり発言するのではなく、自分の意見はまずポストイットに書きます。
思いついたものはとにかく書く。できるだけたくさん書く。
そして書く作業のあとは、そのポストイットを机一面に広げられた模造紙に貼りながら確認していきます。
その後、出された意見やアイデアのグループ化。
そして、更に話し合って意見の合意形成へと進めます。
こういう会議を
“サロン”といいます。
講座最終回の来月は
その“サロン”の実践編です。
参加者は“サロン”未体験の方々。
私たち受講生は、今まで学んだことを生かす日となります。
ファシリテーターはもちろん、補助ファシリテーター、アイスブレイク、会場作り、お茶やお菓子の準備など全ての担当を決めて、本番に臨むこととなりました。
私は補助ファシリテーターです。
補助ファシリテーターの任務は、
会議を楽しく盛り上げるために、まず30分前には席に着き参加者に積極的に話し掛け、開始時間にはワイワイガヤガヤの雰囲気を作り上げておくこと。
常に笑顔と拍手を忘れないこと。
たとえ、ファシリテーターがつまらないギャグを言っても、間髪を入れず積極的に拍手をすること。
お菓子も、参加者が遠慮していたら自分から食べて固い雰囲気を壊すこと。
…などなど。
5人グループのひとりとして参加するのですが、
補助ファシリテーターは自分の役割を他の参加者には知られないようにしなくてはなりません。
明るく振る舞うが、目立っては行けない!
影の存在に徹すべし!!
。。。。。。本番が楽しみなような、ないような。
サロン本番は来月です。
この講座の講師は
会議ファシリテーター普及協会
釘山健一氏と小野寺郷子さん
『会議ファシリテーター』を取り入れようという動きは全国的に盛り上がっているらしく、お二人ともとても忙しく活躍されているようです。
そして今日、ゲストとして釘山先生から紹介されたのが、こちらの方
ゴジラくん。
背ビレを押すと雄叫びを上げます。
その咆哮を聞いたら話し合いを中断して先生に注目するのが今日のルールでした。
(実際には音が小さめなので、みんなに無視されてましたけど(≧∇≦)b)
こちらは加湿器です。蒸気が出ているのが見えますか?
蒸気も少なく、ほとんど役に立っていませんが、一生懸命さに免じて許します。
ネタを提供してくれたゴジラくんに感謝です。
Scary and cute gozilla. Nice post!
Thank you
読みながら「お菓子も、参加者が遠慮していたら自分から食べて固い雰囲気を壊すこと。」これはできそうだ!なんて ;) 研修おつかれさまでした。
ふふふっ…そうですね~そこはいけるかな(^-^*)ひたすら食べることにします。
ホントに疲れます。帰って爆睡しました。
会議ファシリテーターの記事毎回面白いですね。
ゴジラくんも活躍してますね😳
毎回読んでいただきありがとうございます。
昨日はゴジラくんに救われました。
ポンコツの僕ではサロンについていけなさそうです😭
ゴジラに癒されましたよ👍
私もついて行けてないんです^^;
なんでこんなのに応募しちゃったのかと後悔してます。
地域活性のためにこんな高度なことをされているなんてびっくりです。(´・ω・`)
「緑茶化計画」のアイディアもこういうサロンからでてきたのでしょうか。
「緑茶化計画」は行政主導だと思います。
この講座、私には高度過ぎます。
自分の殻を破ることができれば、楽になるのですが…うっうっうっ(-_-;)
@sumiさんは日々色々なことをされたり、いろいろな場所に行かれたり、色々な方と交流も盛んにされてて、相当柔軟だと思いますがそれでもまだですか・・・
静岡のレベル高さすごいです(´・ω・`)
イヤイヤイヤ…@mdnさんはかなり私を買い被り過ぎてますね~^^;
単に手を出しているだけなんですよ。