ジャパンタクシーに乗りました

先日家族で食事に行くのに、タクシーを使いました。

家まで来てもらったタクシーはこちら

トヨタ自動車のHPより

見慣れないクルマで「誰が来たの？」って感じでしたが、乗り込んでから

なんていうクルマですか？

と訊ねると

ジャパンタクシーです

との返事。

イヤイヤ…会社の名前じゃなくて車種は？

と思ったのですが、運転手さんが続けて

トヨタのジャパンタクシーっていうクルマなんですがねー
ハンドル重いし、小回りきかないし、嫌いなんですよ　このクルマ！タクシーなのに小回りきかないなんて最悪ですよ
なんでこんなのに乗らなきゃならないんだって怒れちゃいます！

と喋りだしました。

市内のこのタクシー会社は保有台数50台ほどの会社ですが、今のところこのジャパンタクシーは2台だけだそうです。

ロンドンタクシーみたいでいいじゃないですか

と、私の知人が乗っているロンドンタクシーと同型のクルマを思い出して言ってみたのですが

車椅子のまま乗れるっていうことですが全然ダメですよ
使い物にならない　トヨタの欠陥車って言われてますよ
ウチの社長ももう入れないって言ってます

と、まさにまくし立ててる状態です。

私たち家族もタクシーの運転手なら、相槌を打つこともできたかもしれませんが、初めて乗った新型タクシー、その性能は全くわからないので

はぁ…そうなんですか…

とただただ聞くだけです。

このジャパンタクシーはタクシーといえばあの車種・コンフォートが販売終了となった2017年から後継車として新たに発売されたもので、トヨタ車で初めて、国土交通省が定める「ユニバーサルデザインタクシー」の設定要件を満たした車種に認定されているのだそうですが、

実際には車椅子を載せるのはかなり大変な様です。

車両価格も標準型で330万。コンフォート２台分だとか。

東京オリンピックを見据え、トヨタ自動車の豊田章男社長は

おもてなしの心を乗せたジャパンタクシーで、日本の風景を変えたい

と言ったとか言わなかったとか…

トヨタには2020年までに７割をジャパンタクシーにという計画もあるようですが、現場のドライバーが「欠陥車」とまで言う現実をどうするのやら。

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