コンテスト#18に参加します

コンテスト#18 @nadeshikoさんが提案された「今まで行った中で一番良かった海外」に参加します。

夫の海外旅行好きに付き合って以前は良く出掛けていました。

二人とも会社勤めであまり長い休みは取れなかったので、アジアが多かったのですが、

韓国、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、インド、スリランカ、トルコ、エジプト、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、ハワイに行きました。

中でもニュージーランド北島、オークランドは最初の海外旅行✈️👜ということもあり強く印象に残っています。

残念ながら写真がありませんので、ネット上からお借りします。

その旅行の折り、とても面白いことがありました。

現地でお世話になった旅行社の方が私の住む島田市からワーキングホリデーで来ていた方だったことと、間欠泉のロトルア、ツチボタルのワイトモ洞窟へ行くツアーバスでご一緒した方も隣町の牧之原市の方だったこと。（お二人とも若い女性でした）

南半球に来てまで、静岡人に次々会うなんて…偶然て面白いと思いました。そして同時に心強く思いました。

ニュージーランドへ行こうと決めた時から、私は是非やってみたいことがありました。

それは、ニュージーランドでドライブすること。

なので、その準備として国際運転免許証を取りに行きました。

ニュージーランドも左側通行だと聞いていたので、走行については心配してはいなかったのですが、交差点が信号ではなく、ラウンド・アバウトなのがちょっと不安でした。

ラウンド・アバウトというのは

中央に円い島状の空間を持つ交差点で、全ての車両はロータリー部を左に向かって時計回りで走行し、進入する際は、右側から来る全ての車両を優先させる

ことになっているということですが、果たして上手く走れるだろうか…でも、一度はやってみたい…と思っているうちに運良く(？)ラウンド・アバウトがありましたので、

右優先！右優先！
左は止まってるから大丈夫！

と呪文のように唱えながら通り抜けたことを覚えています😅

国際運転免許証をとったのは私なのでドライバーは私、夫は助手席です。どんな心持ちで乗っていたのかは知りません。

オークランド市内を走った後、ハイウェイに乗って郊外へ出てみることにしました。

せっかくレンタカーを借りたのだから少し冒険をしてみなくては。

そこで、地図を見て前日に行ったロトルアやワイトモと反対の方向に行こうとハイウェイに乗ったのですが、途中で前日と同じ方向に向かっているのに気付きもう一度乗り直し、でも二度目も間違え…ようやく三度目で乗れたのも、今となっては笑い話です😆

地図を見ていても、どこを走っているのかわからない状態でとにかく前進あるのみで走り続けて、ようやく小さな町に入りました。駐車場もわからないので、町の小さな図書館の庭に車を止めその可愛い町を散策。教会の庭で開かれていたフリーマーケットを覗いたり、お土産を買ったり…今思い出してもとても楽しい時間でした。

そろそろ帰ろうかという時になって、道がわかりません。夫が身振り手振りを交えながら近くにいた人に尋ねると、なんと主要道まで先導してくださるとのこと。

なんというご厚意！感謝しかありませんでしたm(_ _)m

そして、無事オークランド市内まで帰って来ることができたのですが、今度は

レンタカー会社はどこだったかしら？

という有り様🤔

でも、三車線の道路の一番右のレーンを走っているとき突然左側にレンタカー会社の看板が見えました。

あっ！どうしよう。今、一番左のレーンに行けなかったらまた迷っちゃう！

と思ってミラーを見ると、左側二車線とも後ろから来る車はありません。

そこで、二車線を斜めに走り、レンタカー会社に滑り込み、約束の時刻ギリギリに車を返却しました。

その日はオールブラックスの試合のある土曜日でした。

試合のある日はテレビにかじりつく人が多いので、交通量がいつもよりグッと少なくなるということがあるようで、そのお陰で私は一気に一番左の車線に行けたようでした。

オールブラックスにも心から感謝をしましたよm(_ _)m

いよいよ日本に帰る日、例の島田市からワーキングホリデーで来ていた女性が空港まで送って下さったのですが、チェックインの時に

お席は窓側と通路側どちらがよろしいですか？
来られる時はどちらでしたか？

と聞いてくださったので

実はラッキーなことにビジネスだったんですよ。

と答えると、係員の方と何か話をされた後に

帰りもビジネスでお帰りください。ビジネスクラスのラウンジもお使い頂けます。

と思ってもみなかった嬉しいプレゼントをいただきました。

もちろん出発までラウンジでゆっくりと寛ぎ、ビジネスの美味しい食事を楽しんで快適な機内を満喫しました。

偶然があり、見知らぬ人の親切が心に響き、ハラハラドキドキの冒険とラッキーなプレゼント…盛りだくさんだったニュージーランドの旅は今でも一番良い海外旅行の思い出になっています。

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