[韓国化粧品輸入物語] 1. 化粧品へ引っ越しする固定石鹸
韓国では、固形石けんを「工業産品(工業生産品)」として分類しています。
石けんだから化粧品じゃない?という方もいらっしゃると思いますが。
韓国は洗濯石けん、粉石けん(衣類用)から生産し始めたものもあって、「固形洗面/人体洗浄用石けん」も工業産品で分類され、今まで管理されて来ました。
そのため、韓国の化粧品とはまた違うプロセスで輸入・販売が行われておりました。
既存の工業産品に当たる固形石鹸はただ、製造業者から生産し、KC認証(JIS認証のような韓国の工業産品認証システム)の乾燥重量チェックさえ通っていれば、売ることが出来ましたし、輸入業者の場合、有害成分検査免除申請し、輸入してから製造業者と同じく、KC認証をうけてから売る単純な品目に属しておりましたが、韓国の加湿器殺菌剤事件(機会があれば、また書いてみます。)以来、制定された「科評法&科管法」によって、
「個別に入る科学物質に対して、政府に登録された成分であるか確認し、既存の成分ではない場合、新規科学物質として登録し、新規物質に危険性があるかどうかを判断してから登録し、もし政府から検査命令をした場合、命令に従って検査しなければならない」といった方法に変更されたのです。
まぁ、単純に見てれば、ただ、ペーパーワークだけ増えたのだろうという感じですが、政府から要求している水準が、余りにも高かったのが問題でした。
例として、香料が一番問題になったのですが、香料というのは成分の組み合わせ自体が会社の秘密であるのにも拘わらず、政府からは「香料に何が入っているのか、それが問題があるかどうかというものはわからないから香料の中に入れる全体の成分を登録しなさい!」とやってしまったので、香料製造社や輸入業者はこの段階であきらめる他ならない手順でした。
これだけ、ハードルを上げてきたのに今回はその規制にはあまりにも厳しいと意見があり、2018年からは化粧品に入れようとする動きが出来、食品医薬品安全処(食薬処)から説明会がありました。
説明会では、管理の必要性や化粧品に変更されるのにわたり、必要な手続き等を説明してましたが、既存の石けん製造会社にしては、化粧品製造業登録、品質管理、表示・広告等の問題が多くなるものであるので質疑応答時間が設けられた時間を超え1時間30分も続けれました。
私としてはもともと化粧品輸入の立場なので、サンキューといった感じありますが、工業産品の立場からは新しい壁がトンとおかられた感じですかね…。
固形石けんの引っ越しはこれからですが、今後の法律構成動きに注目しています。
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