結局は、どの世界を選ぶか/創るかという話

in #japanese7 years ago


Sho Tです。


正月がだんだんと遠のいてきましたね^^

世間でも、すでに日常の生活に戻ってきた頃かと思います。


さて、今年の正月については

私個人的には、正月という感じのしない正月でした。


以前であれば、初詣に行ったり、

夜通しで遊んだり

海外に行ったりとしていましたが、

今年は日常のように過ごしていました。

(割と日常が好きになってきています^^)


で、思ったのが、

「正月も普通の1日と変わらないのだな」

ということです。


正月だからお年玉を上げる、

ハロウィンだから仮装をする、

そういった世界観は、すべて人が作ったもので、

その「雰囲気」を特別なものとして感じるのもまた、

人の幻想なのだと再認識しました。


私は幻想がとても好きです。

それが人の物語を彩るからです。


しかし、何度も繰り返していくと、

やがて物語も陳腐化してしまいます。

そして、新しい世界観が欲しくなる。

だから人の世の中も変わっていくのだと思います。


それでは、これからの世の中はどう変わっていくのか?

私は、「世界観が今よりもっと多様化して、面白くなるのではないか」と思っています。

それは、以前のように、「長きに巻かれる必要がなくなるから」だと考えます。


そもそも、人が幻想による世界観を創り出したのは

「統一」のためでした。

考え方や思想を統一することで、組織を作り上げる。

それが生産性を向上させ、勢力を大きくし、

文明を創り、国を創った。


それぞれの時期における世界観では、

宗教によるルールが統一の基準であったり、

王政のヒエラルキーが基準であったり、

経済・資本主義のルールが基準であったりしてきました。

そして、常識や幻想は常に変わってきました。

もともと、世界観に「これが正解」なんてものはないことがわかります。


これから世界観が多様化すると思うのは、

そのルールに重要な影響を与えるものとして、

「テクノロジー」の要素がより見逃せない存在になるからだと考えているからです。


例えば、暗号通貨は現在の経済・資本主義のルールに

テクノロジーを融合させることで、

経済・資本主義のルール策定・維持を簡易化(非中央集権で可能)し、

バリエーションを増やせる可能性があると感じています。

それにより、提供元のレイヤーは下がる(国から企業・個人へ)と考えられます。

サービス創造はテクノロジーにより提供元レイヤーを下げ続けていますが、

経済もテクノロジーにより提供元レイヤーを下げていくでしょう。


そうすると、現在の世界の根源的に重要なルールとなっている

経済・資本主義の世界観が

より多様化したバリエーションで分散化していくのではないか?と想像できます。

これが暗号通貨に可能性を感じている人たちの考えなのではないかと思います。


それを前提として考えると、

選べる世界が増えることになり、

場合によれば世界観そのものを創れる可能性すらある。

世界観に「何が正しい」なんてものは、もともとない。

結局は、「どの世界を選ぶか/創るか」という話になっていきます。


テクノロジーは医療やものづくりなど、

様々な領域で革命を起こしています。

寿命もどんどん伸びている中、人々は様々な世界観を求めるようになるでしょう。


まだまだ技術的な課題もありそうですので、

実際にそのようになるには時間が必要だと思いますが、

今から妄想して楽しくなってきています。

私は人の幻想・世界観が好きですので^^


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はじめまして!フォローさせていただきました!
哲学的ですね、すこし考えさせられます・・

ace69さん
ありがとうございます^ ^フォローバックさせていただきました!

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