コンテスト#13 ｢お気に入りの町｣ ～ My favourite town

皆さん、こんにちは。@steemit-jp さんのコンテスト＃13「お気に入りの町」に参加させていただきます。

私のお気に入りの町は、「オーストラリアのシドニー」です。
1999年に、ワーキングホリデーでシドニーに半年間住んでいました。海外に一定期間居住するのは生まれて初めてだったので、すべてのことが新鮮でした。
渡豪して初めの３か月は、語学学校に通って英語を勉強していました。学校が終わると、語学学校の友人たちとシドニーの街を散策したり、一緒にコーヒーを飲んでおしゃべりをしたり、海を眺めたり贅沢な時間を過ごしていました。

オペラハウス Sydney Opera House

ハーバーブリッジ Sydney Harbour Bridge

ハイドパーク Hyde Park, Sydney

また、英語の勉強のため映画も時々観に行きました。
1999年といえば、世界的に大ヒットしたキアヌ・リーヴスの主演映画「マトリックス」が公開された年です。
実は「マトリックス」の撮影ロケ地はシドニーなんです。シドニーの映画館で「マトリックス」を観たときは、自分が普段歩いている場所や見たことのある風景がたくさん出てきて、とても親近感を覚えました。

主人公のネオ(キアヌ・リーブス) が働いていたオフィスのある建物もシドニーの街中に実在します。

最も印象的なシーンのひとつである⋯ ネオとモーフィアス (ローレンス・フィッシュバーン) 、そして通行人が大勢歩く街中で、赤い洋服を着た女性が登場するシーン ～ 周りの全てがストップ・モーションとなり、ネオとモーフィアスだけが動いているという｢仮想現実の世界｣のシーンは、シドニー中心部のマーティン・プレイス (Martin Place) というオフィス街で撮影されました。
私が通っていた語学学校が、このすぐ近くにありました。

そして極めつけはラストで、ネオが街中の交差点の角にある電話ボックスから電話をかけるシーン。ネオが電話を切った場面の背景にはハーバーブリッジが映っています。このシーンを観たときは本当に感動しました。
しかし、この映画の舞台の設定はニューヨークなんですけどね。😅

ちなみに「マトリックス」は３部作ありますが、全作品のほとんどのシーンをシドニーで撮影しています。

その当時は、自分が将来オーストラリアに定住するようになるとは夢にも思いませんでした。その後、メルボルンに移り住んで以来、シドニーに行く機会はあまりありませんが、シドニーは自分の人生を変えた町です。

読んでいただきありがとうございました。