【MIXMARVEL】ハイパードラゴンズの構築するブロックチェーンゲーム・ユニバース
ここ最近DappRadarのDAU(Daily Active User)で1位を記録し続けているHyperDragonsですが、その注目度の割に日本では全然話題になっていませんね。
僕もスルーしていたのですが、ゲームそのものより関連プロジェクトの部分で最近気になっています。
ハイパードラゴンズに関してはdApps Game Labさんがわかりやすく解説されているので、こちらの記事をご参照ください。
HyperDragons(ハイパードラゴンズ)のやり方!登録や仕組み、攻略までわかりやすく解説!!
まずはハイパードラゴンズで先日実装されたロケットアリーナというゲームモードですが、これにはTenfold Protocolという技術が使われています。
これはイーサリアム(に限らず他のブロックチェーンでも)のスケーラビリティ問題を解決するための技術です。
例えばETHの送金のような重要なトランザクションはメインチェーンで処理し、クリプトキティのクールタイムのアップデートのような比較的重要ではないトランザクションはメインネットにアクセス可能なオフチェーンで処理することで、ガスコストを95%削減することに成功しています。
ハイパードラゴンズの親会社はこのTenfold Protocolを使うゲームを来年中に5作リリースするとしています。
これらのゲームはMIXMARVELと呼ばれるゲーム・プラットフォームにてリリースされ1つのユニバースを構成します。イメージとしてはEnjinのマルチバースに近いですね。
今のところ判明しているタイトルは既出のHyperDragons。そして今後リリースされる予定のMarvel Clans、Ground Hunters、タイトル不明のスロットゲームなど。
Marvel Clansに関してはプレイ動画もリリースされていますが、見たところかなり作り込まれている印象です。少なくとも既存のスマホゲームに見劣りはしませんね。
HyperDragonsの開発会社は中国企業なのですが、先日の記事でも紹介したテンセント、OpenSTやクリプトキティの親会社Amonicaなど、来年のブロックチェーンゲーム業界は中国の存在感が大きくなるのではないかと予想しています。
クリプトキティの親会社がブロックチェーンゲームの開発に参入
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