将棋は「打つ」ものではなく「指す」ものです!

in #japanese9 years ago

藤井君の登場以来、将棋界が非常に盛り上がってますね。

普通のテレビなんかでも頻繁に将棋のことが取り上げられるので、将棋ファンの私としてはうれしい限りです。


皆さんご存知の通り昨日の将棋は負けてしまい、連勝記録は止まってしまいました。

しかしながら将棋の内容を見ると、劣勢に立たされながらもうまくプレッシャーをかけ続ける粘りには「さすがだな」と改めて強さを感じることができました。

私もアマチュア3段なので、世間一般から見ると強いほうの部類に入ると思いますが、あれだけ強烈なプレッシャーをかけられるとどうしても普通ならミスが出てしまいます。

その点やはりプロとはいえ、終盤しっかり読み切って勝った佐々木五段にはあっぱれです!


ところで本題なんですが、テレビで将棋に関する報道を見ていると、結構な確率で将棋を「打つ」と表現しています。

昨日のMr.サンデースペシャルなんかでは、宮根さんが「打つ」と連発してましたし、VTRでも「藤井四段が初手を打った」と言っていました。

またどこか忘れましたが、今日のスポーツ紙を紹介したワイドショーでも「打った」と何度も言っていました。


ただこれらは全て間違いで、将棋は「打つ」ものではなく「指す」ものです!

「打つ」を使うのは将棋ではなく囲碁です!

例外的に取った持ち駒を盤面に置くときは「打つ」と言いますが、それ以外は全て「指す」です!

その例として、将棋のプロ棋士のことを「将棋指し」とは言いますが、「将棋打ち」とは絶対に言いません!

将棋をやらない人にこのことを指摘すると、たいてい「どっちでもいいじゃん」と心の狭い人のように扱われるのですが、どっちでもよくないんです。

これを例えるなら野球の試合開始にキックオフというようなものなのですが、この間違いを指摘しない野球ファンっていないですよね?

多分日本中の将棋ファンが「打つ」じゃなくて「指す」だ!って心の中でイラっとしてると思います。


藤井四段の連勝が大きく報道されるようになってからしばらく経つんですが、なんで未だにこの明確な間違いにメディアの人は気づかないんですかね?

テレビ局に一人くらい将棋ができる人がいてもおかしくないと思うんですが・・・


将棋の世界を広く一般の人に知っていただけるということは非常にうれしいんですが、どうせ伝えるなら正しく伝えてほしいです!

皆さんも将棋は「指す」ものなので、間違いないようにお気をつけを!

今回も読んで頂きありがとうございました!

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