地銀再編の行方
今日また地方銀行再編へ新たな動きが出ましたね。
関西アーバン銀行、みなと銀行、近畿大阪銀行の3行が統合に向けて協議を始めたそうです。
地銀の置かれた状況は現在非常に厳しく、再編が各地で進んでいます。 人口減少にマイナス金利など苦しい要素しかないですからね。 それでいてメガバンクのように海外への活路を見出すのも難しいですから、体力のない銀行から統合や再編の動きが出てくるのは当然の運びです。
ただ今回ちょっと驚いたのが、3行のうち関西アーバン銀行とみなと銀行の2行が三井住友傘下、近畿大阪銀行がりそなの傘下ということで、異なる系列の地銀が垣根を越えて統合を協議していること。いろんな事情があるんでしょうが、系列にこだわっている場合ではないという危機感もあるのではないかと推測しています。
いずれにせよまだまだ地方銀行の淘汰、再編は進んでいくでしょう。
最終的にどこがどのような形で生き残っていくのかを注目して見守っていきたいと思います。
画像出典元
http://www.sankeibiz.jp/business/news/141108/bse1411080500003-n2.htm