会社人あるある ⑤(最終回) 〜ESの真実〜
ESという言葉をご存知でしょうか?
Employee Satisfaction つまり、従業員の満足度 という意味の言葉です。
ES(従業員の満足度)をあげることで、従業員はイキイキと働くことができ、その結果会社の業務・業績にも良い効果を与える。
これが理想的な作用と言われています。
しかし、実際に会社で目にするES向上は
Excecutive Satisfaction の向上
要は 偉い人の満足度を上げようという色が濃い事も多々あるのではないでしょうか。
本当にリスペクトする上司に対して敬意を表する事には全く問題はありません。むしろ素晴らしい事だと思います。
Excecutive Satisfactionが悪い影響を与えるのは、当のExcecutive本人が「俺を満足させる事は当然」と思い込み、部下に対して過剰な要求や態度をとる場合です。
こうなると、本来のES向上とは真逆の事が起こります。
つまり、Excecutive Satisfactionを勘違いした人が部下に対して(心理的、時には物理的にも)悪影響を与えてしまい、本来のEmployee Satisfactionが損なわれる結果となってしまいます。
これは本当に悲しい事です。
仕事という、人間の生活の一面を切り取った際の役割分担に過ぎない役職というものが、まるで人間の身分の上下をあらわすように錯覚してしまうことで、多くの不幸を生む事に繋がります。
また、会社の業績向上に繋がるとはとても思えません。
これが本格的に悪影響を与え出した場合、個人で対処する事はなかなか難しく、本当にマズイ状況に陥った時には、「逃げる」という選択肢と勇気を常に持っておく事が必要だと思います。
ES向上を標榜する企業も増えたように思いますが、皆さんの勤められる企業が本来のES向上に努められている事を願うばかりです。
さて、日にちが変わり、今日は日本ダービーですね。
競馬ファンの方もそうでない方にとっても、ステキな1日になる事を願っています。
まさにおっしゃる通りで、私は職場でうつ病に追い込まれながらもCS(こちらは顧客満足)およびESの向上のための、プロジェクトリーダーに任命されたことがあります😰
自分は無事逃げ出せましたが、本当の意味で多くの企業がES向上することを願います🤔
@osarusanの記事、拝見しました。
相当お辛い立場の中で逃げるという選択をとれた勇気が素晴らしいと思いました。
同じく、本当の意味でのES向上をしなければ、我々は何のために働いているのか分からなくなってしまう気がします。
(私の考えとしては、自分自身含めた関わる人たちの幸せのために働いていると思っています)