仮想通貨に対して厳しい態度を表明したグーグル

in #japanese7 years ago (edited)

報道されているように、グーグルは仮想通貨とICOの広告を6月から禁止することを発表しました。このニュースを受け、水曜の取引では、仮想通貨市場はほぼ全面安となりました。

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(上はヤフーファイナンスから。正に、血の海といった様相です。)

CNBCによると、禁止対象となる広告は下記の4つです

全ての仮想通貨
ICO(新規仮想通貨公開)
ウォレット
仮想通貨に関する投資やトレードアドバイス

ということで、禁止となるのは誤解されやすい広告だけでなく、正当なビジネスを展開する業者の広告も含まれます。要するに、全ての業者の広告が禁止されるのです。このような厳しい措置をとった理由として、グーグルは「今日までに、多くの人が詐欺的な広告で被害を受けたこと。そして、そのような被害を防ぐこと」を挙げています。

広告が禁止になる訳ですが、早くもこんな心配が出ています。

6月に入ってから、グーグルで「ビットコインの投資アドバイザー」という言葉で検索したら、どんな記事が出てくるのだろうか?記事は広告ではないから、原則的に規制されることは無い。しかし、消費者を悪質、そして詐欺的な仮想通貨記事から守るという名目で、グーグルは検索結果の規制にも乗り出す可能性がある。

フェイスブックを追って、グーグルも仮想通貨の広告を禁止した。ネット上の広告の60%が、これら二社によって牛耳られているだけに、仮想通貨業界は大きな打撃を受けそうだ。次は、どこが名乗りを上げるだろうか?場合によっては、ツイッターも仮想通貨に関するツイートを規制してくるかもしれない。

私のもう一つのブログでもグーグルを取り上げました。
ビットコインは雲の下

Coin Marketplace

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