お気付きでしょうか？報酬が…

まぁお気付きの方も多いと思いますが、最近steemitのupvoteあたりの報酬額が時間が経つにつれて上がっていますね

こちらをご覧ください

先日報酬化された私の投稿のself-vote

5日前のまだ報酬化されていない投稿のself-vote

今も少しずつ上がっていますが、ざっくり40%も増加しています！！
いずれも100%でvoting powerも80%以上を維持しているので環境的には大きな違いはないはずです。キュレーション報酬もハードフォーク後にupvoteできなかったためSP保有量もほぼ変わらないです。

なぜこんなに違うのかの理由を探っていくとreward poolが最近大きく増加していることがわかります。
reward poolはsteem.supplyで確認することができますが、現在の状況はこんな感じです（10/5 23:30時点）。

朝に確認した段階では90万くらいでしたが、今96万ほどになっていてぐんぐん増えています。ハードフォーク前はだいたい70万ちょっとでしたので、reward poolが30%～40%増加していることがわかります。

ではなぜreward poolが増加しているかというと、いくつかの理由が考えられます。

1. ハードフォークの影響でsteemitの活動が控えられていたため
2. 投稿直後のself-voteでこれまで投稿者に配分されていたcuration rewardがreward poolに還元されるようになったため
3. ハードフォークによって無駄なトランザクションコストが削減され報酬に還元されているため？
   など

---

＜ざっくり解説＞
1. ハードフォークの影響でsteemitの活動が控えられていたため
単純にハードフォーク後のゴタゴタで報酬が発生する活動（投稿、投票）がしばらくなかったため、reward poolに溜まっていったと考えられます。
reward poolの仕組みについておさらいしますと、steemブロックチェーンでは3秒毎にブロックが生成され、そのたびに新しいsteemが発生します。その発生したsteemのうち、75%はreward poolに、15%はSteem Power保有者への還元（利息）、10%はマイニング報酬となります。

マイニング報酬とはwitnessへの報酬ということですね。
reward poolに割り当てられる75%ですが、ここからsteemitの投稿者報酬やキュレーション報酬が発生することになります。最近はハードフォーク直後の問題で活動が抑えられてこれらの報酬が発生することがなかったため、reward poolの貯蓄が増えていったということです。

2. 投稿直後のself-voteでこれまで投稿者に配分されていたcuration rewardがreward poolに還元されるようになったため
ハードフォークによって投稿後15分以内のself-voteに対して、これまでキュレーション報酬が投稿者に発生していたのがreward poolに戻される仕様となりました。おそらくハードフォーク後も投稿直後にself-voteする人がまだたくさんいるため、reward poolの貯蓄が増えていると考えることができます。
self-voteにも通常のvote同様にreverse auctionが適用され、self-voteが早ければ早いほど、これまでのself-voteにおけるキュレーション報酬（=reward poolに戻されるもの）が0%-100%の割合で戻されるということになります。
self-voteをする際には投稿直後ではなく15分後にやることが報酬の効率としては無難ですね。

3. ハードフォークによって無駄なトランザクションコストが削減され報酬に還元されているため？
これは個人的な見解で特に根拠はないですが、RCという仕様になってからトランザクションが効率化され、無駄なコストが抑えられ、それがreward poolにも影響があるのかなと考えました。

まとめ

steemitの活動が以前のような水準になり、self-voteに関する仕組みが周知されるにつれてreward poolも徐々に元に戻ることが考えられますので、今のうちに投稿なりupvoteするなりしたほうがいいですね！！
ぜひupvoteよろしくお願いします！！！

---

（後記：ご相談）

本投稿とは直接的に関係ないですが、たまに日本語と英語を併記して投稿することがありますが、視認性も考慮して別の投稿にしたほうがいいのではと考えています。（特に画像を使うような投稿が）
例えばこの投稿を英語で改めて投稿するとしたら二重投稿のように扱われるのかご存知の方はいますか？
アドバイスいただけますと大変助かります！