NEMのエコシステムから見えるハーベストの権利と義務

in #japanese7 years ago (edited)

こんにちは。daokasweepです。

昨日は、NEMのハーベストの始め方を書きましたが、今日はNEMのエコシステムから自分が感じる、ハーベストをやっている人に暗に課されている考えると権利と義務について書いてみます。

ハーベストをしている人の権利

ハーベストをしている人は、NEMのシステム上、明確に以下の権利を持っています。

  • ハーベストによって得られたブロックに含まれてるトラフィックの手数料を報酬として得ることができる
  • POIの投票に参加することができる
    • 権利確定済みのXEMの残高が10,000を下回る人は重要度が0のため投票しても票に反映されないため

ハーベストをしている人に暗に課されている義務

義務と書いてしまうと重苦しく感じてしまうところがあると思いますが、NEMのシステムを考慮すると暗黙的に以下の義務が発生していると考えます。

  • POI投票に参加すること
  • NEMの普及に努めること

POI投票に参加すること

POI投票は誰でも作成する事ができるため、必ずしも全てのPOI投票に参加する必要はないとは思いますが、現在投票が行われているLuxTagへの拠出など多額の金額が絡む案件など、NEMのコミュニティへの影響が大きいと思われる投票には極力参加して、自分の意思をコミュニティへ表明すべきだと考えます。
NanoWalletと1XEMあれば、簡単に投票できるのでこれを使わない手はないと思います。

NEMの普及に努めること

NEMの 既に全量発行済みでハーベストで得られる収入はトラフィックの手数料のみ であるという事実を考えると、ハーベストをしている人は(すこし大げさな表現ですが)、暗黙的にNEMの普及に努める義務を負っていると思います。

誰もNEMを使ってくれなければ、得られる報酬は0になってしまいますが、逆に使ってくれる人がたくさんいれば、ハーベストで空振りすることも減り、1回のハーベストで得られる報酬の期待値も上がります。

そこから、
ハーベストで得られる報酬がたくさん欲しければ、みんなにNEMを使ってもらえるように広めてよ
と読み取ることもできるのではないでしょうか?

まとめ

おさらいとなりますが、NEMのハーベストをするには、NanoWalletで設定して時々様子を見ることさえすれば、ハーベスト用のマシンを立てる必要もウォレットを立ち上げっぱなしにする必要もないです。これはProof of Workに比べたら圧倒的に楽なシステムです。
ある意味、こんな都合のよいシステムがあって良いのか と感じてしまいますが、NEXが使われないといつまでも報酬が増えないシステムになっており、ポテンシャルとしてはNEMを普及を促すシステムになっているのではないのかと感じます。

自分を含めてですが、ハーベストをしている人はどうやってらみんなにNEMを使ってもらえるか、時間があるときに少しだけでもよいと思うので考えてみるとよいと思います。

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