映画感想#12 ネタバレ「世界の"現実"旅行 7/全8回 アフリカ」(2018) オススメ度 7.6/10
Netflixオリジナルのドキュメンタリー「世界の”現実”旅行(Dark Tourist)」を見ています。ニュージーランド出身のジャーナリストDavidが死・恐怖をテーマに世界の現実を映し出す番組です。
第7回は「アフリカ」です。
アフリカ大陸の人口は今や約12億人、世界の6人に1人です。2050年には25億人に増え、世界の人口の1/4を占めるようになります。すごいですね。今後急に存在感が出てくる地域ですね。アフリカを今から知っておくと今後得するカモです。
ベナン共和国で血を捧げる宗教「ブードゥ教」の弟子入りする
ブードゥ教は西アフリカベナンやカリブ海ハイチなどで信仰されています。教義や経典はなく、民間信仰で奴隷貿易を通じて各地域に広がっていきました。ベナン共和国は西アフリカの小さな国で、人口は約1,000万人、かつてフランスの植民地でした。
ブードゥ教には、太鼓を用いたダンスや歌、生贄を神に捧げるという特徴があります。Davidは女司祭マーティンの元で弟子入りをし、ヴードゥー教の洗礼を受けます。また、ヴードゥー教の中でも過激な自傷行為を行う部族を訪れます。
自身の血を捧げてまで祈りを捧げる状況ってピンときませんね。彼らの信仰の真髄が気になるところですが、やはり苦難に直面した時の精神安定剤の働きがあるのでしょうか?その人たちの境遇を実際に体験せずには語ることはできないですが、遠い世界ですね〜
南アフリカ共和国のヨハネスブルグのスラム街を訪れる
続いて訪れたのは、南アフリカ共和国のヨハネスブルグです。南アフリカ共和国の最大のビッグシティであり、世界最恐都市とも言われています。Davidはその中のスラム街「アレクサンドラ」を自転車で廻るツアーに参加します。アレクサンドラには数百万人が住んでいると言われています。
スラムというと怖いというイメージがありますが、昼間は案外人も多いので平和だったりしますね。Davidは多くの住民に迎えられます。また、車のスピニングで人々が盛り上がる様子を味わい、変わりゆくスラムの形を感じます。
危険なことがあったり貧しい人たちもいるのでしょうが、それだけではない明るいコミュニティという一面を垣間見れます。
アパルトヘイト廃止後、白人系アフリカ人のみで構成された街「オラニア」を訪ねる。スイドランダーの避難訓練を体験する
アパルトヘイト廃止後、南アフリカ国内で白人のみで構成された街があります。街の名前は「オラニア」といい、首都ヨハネスブルグから西へ650kmほど離れた場所にあります。また、スイドランダーとはいつか白人の大量虐殺が起こると信じている白人のことです。
Davidはオラニアとスイドランダーの人たちを訪れ、彼らの声に耳を傾けます。オラニア住人は黒人を差別しているわけではなく、彼らの文化を守るためだと主張します。スイドランダーはいつか自分たちに降りかかる大量虐殺を信じ、それに備え防災訓練を行います
一度人種隔離政策を行うと、その時の記憶を懐かしみ、新たな時代に馴染もうとしない人が存在するのでしょうか。日本に外国人の方が増えると、同じようなことが起こるかもしれません。スイドランダーの人たちのように悲観に生きそれに備えるも人生、希望に生きそれに備えるも人生だなと感じます。悲観に生きすぎる人生はなかなか悲しいですね、明るく生きていきたいです。
ドキュメンタリーは、面白いですよね🤣
Posted using Partiko iOS
ドキュメンタリー面白いです〜、もっとみていきたいです!
https://goo.gl/z39JNa
これは見応えがありそうですね。
レビューありがとうございます。
Netflix、加入してないのですが、こんな良いプログラムがあるなら観てもいいかも、と思いました。
Posted using Partiko iOS
ありがとうございます^^
最近はNetflixにある中で面白そうなものを見るスタイルに変わってきました。
いい映画もたくさんあるのでオススメです
きっと文を書くのがお上手なだけじゃなくて物知りな方だからこんなに分かりやすい記事が書けるんですよね!すごい🤗Netflixあいのりばっかり見てるので、他のも探してみようと思いましたw
あいのりも毎週見てます✌︎('ω'✌︎ )