力の湧かぬ体
1日は短い
24時間は早い
どー繰り返してみても
思ったようにいくはずもない
戻ろうとも思わないが
このままでいいとも思わない
未来はいつも見えないところにある
見えないからこその恐怖と期待が入り交じる
この何とも言えない興奮を
どのように沈めれば
この夜を静かに暮らすことができるだろう
簡単に諦める人たち
簡単に嘆く人たち
簡単に侮辱する人たち
単純な馬鹿であるなら、気楽に生きていく
いや単純な馬鹿であるから、傷つくのかもしれない
日々を呪うことも恨むことも
嘲笑することも簡単だろう、単純だろう
何も考えず、今の事だけお気楽に思って生きていればさほどのことはないのかもしれない
逆さまになった世界を単純に
非難するのは簡単だ
それよりも、思考を持ちながら模索し
次の段階へと自分を誘う方が何より難しい
新しいというものは、それだけで人々の関心を呼ぶ
しかし、新しいというだけで非難を浴びることもある
イエスかノーか、善か悪か
それだけでは何も解決しないであろう
それもまた皆承知の出来事だと思う
それでも進歩しないのはどういうわけだろうか
進歩していないと思うのは私だけだろうか
もしかしたら、それがそれこそが私の慢心なのかもしれない
では、また。