焼き栗を作ってみました。

前回投稿しました通り、下見に行ったキャンプ場で、オーナーさんに栗をいただいたので調理してみました。

まずは一番シンプルに味わえる焼き栗を。

この道具で焼いて行きます。

知ってる方は「見たことあるよ！」って感じだと思いますが、これは「ホットサンドメーカー」です。
こんな風に使うやつです。

出典元

先週、YouTubeを見ていたら、たまたまキャンプで焚き火で栗を焼くのにこの方法を使っている動画があったのです。
とてもうまく焼けてました。
「栗を爆ぜさせないように焼くのに、これはいい！」と思いまして、真似させていただくことにしました。

爆ぜるのを最低限にするため、まずは切り込みを入れておきます。
焼いた後に、そこから皮をむきやすくなりますから、一番硬い「座」の部分にも切れ目を入れました。

切れ目を入れた栗をホットサンドメーカーに入れて挟みます。

中で軽くコロコロ転がせる程度でいい感じです。

弱火でゆっくり焼いて行きます。

1分に1回程度ひっくり返しながら10分ほど焼いてみました。

このホットサンドメーカー、アルミダイキャストで熱伝導が良いので、ちょっと慎重に。

10分過ぎたあたりから少し「ちりちり」した感じの音が聞こえてきたので、何回か蓋を開けて焦げてないかを確認しながら焼きました。

少し湯気のようなものが出てきたので、出来上がったかなと思い、開けてみました。

ぐわーーーー！！

切り込み程度に包丁を入れたつもりが！　真っ二つではありませんか！！

なんということ…。

断面が乾いてしまっていて、ほくほくでなくなってしまっています…。
しょ、ショック。

まるでこれでは貝じゃないか…。

ショックはショックですが、鬼皮はほんのり焦げて、蓋を開けた時にはふわーっと湯気も出て、焼き栗としてはイケた感じなので、食べてみました。

うーん！
真っ二つになってしまったものは中が乾燥気味になってしまってポロポロ崩れてしまいます。

仕方なく、スプーンですくって食べることに。

味はまずまず美味しいですが、やはりパサパサです。
勿体無いことをしてしまいました。

本当はこの程度になるはずだったんです。

この「切り込み程度」にうまく行った栗は、真っ二つになってしまったものと全然味が違いました！
非常に美味しかったです！
ほくほくして甘かった！

こんなに違うとは…。

なんと今回焼いた9個の栗のうち、半分以上が真っ二つになってしまっていました。
いい感じに切り込みが入ったのは3つしかありません。やれやれ。

でも、真っ二つになってしまったやつも、スプーンですくうと渋皮から綺麗に取れて、うまく食べられました。
焼き加減としてはまずまず良かったのだと思います。

今回は実験だったので、良い教訓になりました。

食べていて思ったのは

「焼き栗ってウイスキーのおつまみにいいかも」

でした。

I am glad that you read it :-)

今日も読んでくださってありがとうございます😊