内部告発者の感想
NTTグループ企業倫理ヘルプラインから事実否認されたときの感想です。ショックでしたが想定内でした。但し、回答が「申告の事実は確認されませんでした」のみなのは許せません。事実否認に至った経緯を知りたかったので「付議資料」「議事録」の開示を要求しましたが、回答は同じでした。
ヒアリングいただいた機会が一回ありました。正直、全てを告白して肩の荷が下りた気がしました。10年以上、後ろめたさ(罪悪感)を背負ってましたが、荷物が自分から会社へ引き継がれたと考えたからです。
会社として手段を尽くしたことを提示して欲しかった。荷物が会社に引き継がれたと信じたかった。荷物が会社に引き継がれたのであれば、私の後ろめたさ(罪悪感)は多少でも解消されたはずです。「何を調査して」「何が分かって」「何が分からなくて」「誰が」事実認定したかを提示いただけたなら、荷物が会社に引き継がれた上での処置がなされたと自分を慰めることができたはずです。
荷物が自分に返ってきて、後ろめたさ(罪悪感)を背負った時間が終わりません。後ろめたさ(罪悪感)を社員にのみ背負わせて、会社は清廉潔白で知らぬ存ぜぬの態度は残酷が過ぎます。原因が企業体質にある案件なんです。
加えて、事実認定に誤りが起きうることを前提に慎重かつ丁寧に対応いただきたかった。第三者であっても事実認定に正誤はあり得ます。第三者が一人もいないのであれば尚更です。
以下、NTTグループ企業倫理ヘルプラインの案内から「事実究明」の文字が消えてました。体裁のためだけの窓口にしか見えません。