Michael Moore の Sicko の1シーン
今日はマイケル・ムーアのドキュメンタリー映画の「シッコ」の1シーンについて話します。ムーアといえばアカデミー賞をとった「ボウリング・フォー・コロンバイン」や最もポピュラーな「華氏911」がありますが、私が個人的に好きなのは医療問題を扱った「シッコ」です。アメリカではオバマケアまで国民皆保険制度と呼べるものがありませんでした。YouTubeでイギリスのNHS(国民保険サービス)についてインタビューしている動画を見つけたので貼ります。最初の女性へのインタビューのあとすぐにソ連のミュージカル映画「クバンのコサック」の収穫の歌のシーンがあるのでおら、びっくらこいただ。これ、1番だけだったら日本語でそらで歌えますよ。
1 穂波は揺れるよ 黄金の穂波
エイ 穂波
実りの喜び 畠に満ちて
いそがしく働く 農夫の胸に
豊作の誇り 豊年の喜び
黄金 小麦 手さばきもかるがる
それ収穫だ 収穫だ 取り入れだ
で、マイケルが「待てよ、アメリカでもいろいろなものが社会主義的じゃないか」というわけでアメリカ版収穫の歌を紹介するわけです(DVDが手元にないため記憶で書くので間違っているところもあるかもしれません)。
ぼくたちは消防士、人命を救う、木の猫も♪
私たちは公立校の教師、授業料はただ♪
ぼくたちは郵便局員、国民の郵便料金は安い♪
そして図書館ではただで本を貸す♪
そして「ぼくたちは消防署、郵便局、図書館をいいと思う、だからアメリカでも社会主義的なものが増えてほしい、たとえば医療制度とかね」と「万国の労働者よ、団結せよ」と書いてあるマルクスの像の前で言います(!)。
あっはっは(笑)。マイケル・ムーアの考え方が一目瞭然ですね。こういうことばかり書いていたらSteemit から追い出されるのではないかと内心ヒヤヒヤして書いていますが、誰かに言いたかったのですよね。ひそかに感動していて、この思いを共有できる人がいなかった。そういえば、ムーアの生まれ故郷はアメリカのミシガン州フリントでゼネラルモーターズ(GM)の創設の町で、ムーア一家は彼以外はみんなGMで働いていたそうですね。彼は根っからの労働者の息子なんだなあ。マイケル大好き。
さてさて、今日のお話はどうでしたか?楽しんでくだされば嬉しいです。
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