8/1のビットコイン分裂問題について（No.1 一緒に巻き込まれる危険な通貨）
こんにちは！
8/1はやばい日ですね！
何がどうやばいかを理解してない人が多すぎてやばいです。
とりあえず、中途半端な知識を持っている人間はいるみたいですが、取り急ぎ緊急性の高いニュースだけここにまとめさせていただきます。
題して
「一緒に巻き込まれて分裂する羽目になる通貨リスト」
です！
はじめに
8/1にビットコインが分裂します。
本当は8/1じゃないし分裂しないかもしれないんですけど、面倒くさいんでここでは説明しません。
さて、じゃあもし分裂したとして、一緒に巻き添えをくって分裂することになる通貨をここにリスト化します！
1. カウンターパーティ/XCP
カウンターパーティというのは、ビットコインのブロックチェーン上にあるアセット通貨です。
カウンターパーティーのプラットフォームを利用すれば独自の通貨発行などが可能になります。
ですが、独自のブロックチェーンを持つ他の仮想通貨とは違い、このカウンターパーティは、
ビットコインのシステムを「間借り」するような形で存在している
という特徴を有しています。
正直なところビットコインのブロックチェーンが分裂した時、一緒に巻き添えをくって分裂します。
逃れられません。
追記：逃れられるみたいです
参考：https://medium.com/@IndieSquare_jp/ビットコインのフォーク対応とカウンターパーティーのスケーラビリティに関するアップデート-66ce9072ba
2. Factom/FCT
Factom、お前もか。
はい、Factomです。
Factomは、分散型のデータ認証プロトコルであり、Factomを使うことで書類や記録を分散的に管理・追跡・監査でき、中央的なシステムに比べ、より安全に確実にデータ管理ができるようになります。
ですが、Factomはプロジェクトがあんまり進行してないくせにビットコインのブロックチェーンに依存した通貨なので、一緒に分裂する可能性は非常に高いです。
3. Tether/USDT（というかOmni系通貨）
え、お前分裂するの？
……て思った人もいるのではないでしょうか。
Tetherです。
USDTです。
あの、PoloniexとかBittrexとかに存在する、1$と同じ価値を持つ、ほぼ意味のない通貨のUSDTです。
じつはTetherはOMNIというプラットフォーム通貨を利用して作られた通貨です。そしてOMNI自体がビットコインのブロックチェーン上に作られている分散型金融プラットフォームです。
つまり。
ビットコインと一緒にOMNIが分裂して、USDTも分裂する
という最悪のシナリオが待ってます。
面白すぎでしょう。
なんだよそれ。
じゃあどうすればいいんだよ。
追記：頑張っているみたいです
参考：http://www.livebitcoinnews.com/tether-will-soon-issue-usdt-tokens-omni-litecoin-network/
LTCベースのOMNIレイヤの実験を行っていたようです。分裂に間に合うかは分かりませんが（そもそも分裂しなさそう）、誠実な対応だと思います。
はい、いったん疲れたのでこの辺で。
本当はもっと危ないです。マジで。でもまあ、私があれこれ言うまでもなく、皆さんなら自発的に行動できると信じてます。