もうすぐ桜なスケッチ

今日は京都府立植物園へスケッチしに行きました。今日は暖かく、開門の9時より数分前に北山門の前に到着すると既にたくさんの人が開門を待っていました。

今日描いたのは、シュゼンジカンザクラ（修善寺寒桜）、アネモネ パテンス、オーリキュラ‘R.L.バウズ’の３種です。

シュゼンジカンザクラ（修善寺寒桜）

植物園には実はもう早咲きの桜はいくつか咲いていました。ただもっとも普及しているソメイヨシノはまだですが。桜林を歩き回って、葉がついていて花も咲いている可憐なこの桜を描きました。

シュゼンジカンザクラ（修善寺寒桜）は、カンザクラとオオシマザクラの雑種らしいです。植物園には桜の品種見本園もあり、そこと桜林と合わせて様々な品種の桜が見られます。

アネモネ パテンス

もう随分暖かいのに、春の花はまだ咲いていないのが多かったので、観覧温室へ入りました。観覧温室も温室ばかりではありません。今日は高山植物室という低温の展示室に咲いていた花をスケッチしました。低温といっても、観覧温室の他の展示室は暑かっただけにここは涼しかったです。

アネモネ パテンスはアラスカ原産のキンポウゲ科の植物です。高山植物らしく丈は低く、花も地面すれすれに咲いていました。しかしその割に花は大きく迫力がありました。

オーリキュラ‘R.L.バウズ’

サクラソウ科の園芸品種です。元々はアルプス山脈に生えていた原種を交配したもので、その歴史は16世紀頃まで遡り、産業革命の時期に英国で盛んに交配され育成されたものだそうです。高山植物室に５種類ほど並んでいたのですが、暗赤色のこの花が目をひいたので描きました。

さて、今日も植物園行きで1万歩突破しました。明日で３月も終わり、いよいよ4月19日から個展です。とは言っても桜並木を含めまだ何回かスケッチしたいので、明日はぐうたら休養したいと思います。

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【個展やります】

矢田明子・春の個展「悲喜こもごも」

会期：2017年4月19日(水)～5月3日(水・祝)　11:00～19:00　最終日のみ～17:00

会場：社会福祉法人全国手話研修センター（コミュニティ嵯峨野）1Fギャラリー（JR嵯峨嵐山駅下車すぐ）

詳細　https://koten-navi.com/node/75418