映画感想#9 ネタバレ「世界の"現実"旅行 第4回/8 中央アジア」(2018) オススメ度 7.5/10steemCreated with Sketch.

in #japanese8 years ago (edited)

Netflixオリジナルのドキュメンタリー「世界の”現実”旅行(Dark Tourist)」を見始めました。ニュージーランド出身のジャーナリストDavidが死・恐怖をテーマに世界の現実を映し出す番組です。

第4回は「中央アジア」です。

中央アジアには「〜スタン」とつく国が5つあります。ウズベキスタン・カザフスタン・タジキスタン・トルクメニスタン・キルギスタン。この5つの国はかつてソビエト連邦の一部でした。「スタン」とはペルシャ語で「国」という意味らしいです、まんまw

これまた知らない世界ですね。カザフスタンかつてのソ連の核実験場や「中央アジアの北朝鮮」と呼ばれるトルクメニスタンは初めて見ました。

かつてソ連の核実験場だったカザフスタンのクリチャトフを訪れる

冷戦時代のソ連の核実験場所の中心都市です。中央アジアらしい大草原が広がる中に実験場所は存在します。何百もの核がここで爆発しました。核実験によってできた湖があり、今ではそこには魚がいて、釣りをしている人もいます。

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政府は核実験の影響を公にはしていませんが、実際には周りにあった小さな町に住む人たちに大きな影響があったと言われています。孤児院に訪れると、奇形児や全身麻痺の子供の姿にDavidと同行人は涙します。核が与えた影響は今も残っていて、その残酷さに悲しい気持ちになりました。

カザフスタンの宇宙基地「バイコヌール」でロケット打ち上げを見届ける

バイコヌールはカザフスタンの宇宙基地がある都市ですが、ロシアが使用権をもち管理しています。かつてはレニンスクと呼ばれ、ソ連の重要な戦略施設が隠されていて、閉鎖都市でした。近年は一部の富裕層に対して見学できるチケットを販売しているようです。

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この映像では、実際に宇宙飛行士を載せてロケットを打ち上げる様子が映し出されています。見ているこちらもハラハラしますね。ロシアとアメリカの宇宙飛行士が宇宙に飛び立って行きました。記者会見にもDavidは参加し、宇宙に対する夢を持つ人の想いを感じます。自分は怖いのでしばらくは地球がいいです。

中央アジアの北朝鮮「トルクメニスタン」に侵入

中央アジアの北朝鮮と呼ばれる「トルクメニスタン」。ベルディルハメドフ大統領の独裁国家です。人口は600万人なので小さな国ですが、天然ガス・石油の産出国のため経済は豊かです。日本人は5日間しか観光できないみたいです。

その潤沢な資産を活用して、インフラを整備し、街には大理石の白い綺麗な建物が並びます。いたるところに大統領の肖像画が掲げられ、言論は統制されています。

このトルクメニスタンで行われた大会・アジアインドアマーシャルアーツゲームを取材する形で国を訪問します。

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北朝鮮のイベント時に国民が駆り出されて盛り上げるスタイルと同じノリがトルクメニスタンでも見られていて、デジャブ感がありました。イベント自体も全く盛り上がっていないにもかかわらず、リオオリンピック以上の費用がかけられたそうです。おそるべし天然ガスパワー。

北朝鮮と違うところでいうと、やっぱり天然資源があるので国自体の経済は豊かだということでしょうか?庶民には還元されてなさそうですが。

言論統制はあるものの国自体はお金を稼げるので、そこまで暴動には発展しないのでしょうかね。多様な国民のまとめ方があるものだなと感心しました。

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