ニュージーランドの銃乱射事件と中国干渉報告
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昨日、ニュージーランドのクライストチャーチ市のモスクで起こった銃乱射事件は日本を含め全世界のメディアで話題になっています。欧米の国では、銃乱射事件が頻繁に起きているので、当たり前のように見なされています。しかし、ニュージーランドは安全な国として知られているし、その事件は例外と言っても過言ではないと思います。
その事件のきっかけに、ニュージーランドの状況に関してネットで色々調べてみて、New Zealand's Government divided ahead of pivotal report on Chinese political interference(ニュージーランド政府に分断を作り出している中国干渉報告書)という記事を見つけました。その記事のテーマは中国からの内政干渉に関する報告で、銃乱射事件の1日前に掲載されたものです。
ここ数年で、ニュージーランドや濠州で中国の経済的な影響が急速に拡大していて、両国の政治にも影響がはんぱないです。その報告が発表されれば、ニュージーランドの政界が分断して、国は政治的な危機に陥る可能性があります。でも、クライストチャーチ市のモスクで起こった銃乱射事件は急に大きな話題となり、中国からの内政干渉の話題は影に隠れてしまう気がします。個人的には「陰謀論」的な考え方を身につけたくないと思いますが、その2つのできごとには因果関係があるかどうか正直、気になります。