「EtherMage」のカードの魅力に迫る（前編）

前回は、「EtherMage」のゲームルールについて簡潔に纏めたが、今回は、そのゲームプレイに欠かすことのできないカードに書かれた情報について紹介する。記載されている内容が多いため、前後編に分けてその魅力について深く掘り下げていきたい。

３種のタイプ

「EtherMage」のカードは、「ヒーロー」、「ストラクチャー」、「マジック」の３種類のタイプに大別される。それぞれ異なる面で優れた力を備えているため、その特性を熟知し、いかに効果的に組み合わせるかがプレイヤーの腕の見せ所である。

「ヒーロー」は、攻撃によって相手のカードに多くの「ダメージ」を与えることができるため、バトルの主戦力となるカードである。カードの左上に、金色のラインが印象的なラベルが記されているのが特徴だ。エルフ、ドワーフ、オーク、ドラゴン、人間などの多種多様な種族があり、特定の種族が特定の能力によって、その効果の対象となることも多い。

「ストラクチャー」は、敵からの攻撃に耐える防御壁の役割を担っている。多くの「部隊の兵士」を持つため、マナが溜まるまでの時間を稼いだり、最前に置いて自陣を守りながら他の「ヒーロー」で攻撃したりすることも可能だ。カードの中央に、城壁のようなラインが記されているのが特徴である。

「マジック」は、カードの上部に、「魔法」と書かれたラインが記されているのが特徴で、使用することで様々な効果を持った呪文を唱えられる。例えば、フィールド上のカードをデッキに戻したり、相手のカードを破壊したりすることができるものや、バトルの手助けとなる装備やアーティファクトを作成できるカードも存在する。

このように、各タイプの性質は三者三様で役割が明確なため、どれを軸にデッキを構築するかは、戦略によって大きく異なるだろう。カードを組み込むバランスや順番については、また別の記事で詳しく考察していきたい。

３種のマナ

「EtherMage」のカードは、「赤」、「青」、「緑」の3色のいずれかの派閥に属している。複数色のマナを必要とするカードも存在することがアナウンスされているため、そのバリエーション自体は今後増えていくだろう。（混色あるいはグラデーションのようなデザインだろうか。現在、プレセールで公開されているカードに複数のマナを必要とするものは確認できない。）

赤の派閥は、強さ、攻撃性、情熱、怒り、勇気と混乱を提唱しています。彼らは敵に重大な被害を与え、純粋な力と力で勝つことを躊躇しない、強力な「ヒーロー」へのホストです。

赤色のカードは、「ダメージ」の値が高い「ヒーロー」カードや相手の「ヒーロー」カードに「ダメージ」を与えたり、破壊したりする効果を持ったカードが多く属していることが予想される。

青の派閥はその名誉、正義、知性、知識、予測、癒しと制御のために知られています。彼らは強力な「魔法」カードを持っており、壊滅的な呪文や装備、アーティファクトを誘発します。

青色のカードは、「魔法」カードに特化しており、自分の「部隊の兵士」の回復や「ダメージ」の増幅をしたり、相手のカードの行動を制限したり、弱体化させたりするカードが多く属していることが考えられる。

緑の派閥は、自然、成長、障害物、トラップ、適応性と保護を表します。彼らは強力な「ストラクチャー」で構成され、同盟国を守り、敵を邪魔し、残りの軍隊は時間とともに成長することができます。

緑色のカードは、多くの「部隊の兵士」を持った「ストラクチャー」が中心となっているようだ。それだけでなく、敵を罠で捕えたり、味方の「部隊の兵士」を増やしたりすることで、鉄壁の守りを誇ってくれることは想像に難くない。

このように「EtherMage」には、タイプやマナの色の違いによる様々な個性を持ったカードが数多く存在する。後編は、カードのレベルや能力、レアリティなどの側面から論じていきたい。

※本記事の画像は「EtherMage」公式サイトより引用。

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