NR7+ダブル・インサイド・バー
やたらとカタカナの並ぶタイトルになってしまいましたが、株の話です。
NR7だけなら別に大した話ではありませんが、今回の場合は、はらみ線が2回連続という状態でのNR7です。はらみ線は、英語では「インサイド・バー(inside bar)」と表現され、2回連続なのでダブル・インサイド・バーになります。
NR7はNarrow Range 7の略になり、過去7日間で値幅が最も狭い日がNR7です。一般的に、NR7の翌日は値幅が大きくなる傾向があるため、NR7はトレーダーたちに注目されるパターンです。
NR7+ダブル・インサイド・バーが出来上がっているのは、NYダウの日足チャートです。下が、最近6ヵ月間の流れになります。
それでは、NR7+ダブル・インサイド・バーの部分を見てみましょう。
金曜のローソク足が、最近7日間で最も値幅が狭いNR7です。
木曜のローソク足が一本目のインサイド・バー(はらみ線)になります。
金曜のNR7が二本目のインサイド・バー(はらみ線)です。
このような見方をしている人が多いことでしょう。
小さな三角形が出来上がっています。「おそらく上放れになる」、「たぶん下放れになる」といった先入観は持たないで、トレードはローソク足が放れた方向で行います。
NR7のトレード方法例は、ここを参照してください。