急落の米国株式市場、トランプラリーは完全に終わった?

6 days ago
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米国株、ダウ急落し372ドル安 米政治混乱で、8カ月ぶり下げ幅 (日本経済新聞)
Dow, S&P 500 suffer worst day in 8 months as Trump worries rattle Wall Street(マーケット・ウォッチ)

見出しに日本語と英語の違いはありますが、言っていることは同じであり、マーケットの下げ要因となったのはトランプ大統領です。詳細はニュースを読んでいただくと分かりますが、下が要点です。

トランプ米大統領は今年2月、当時のコミー連邦捜査局(FBI)長官に対し、フリン大統領補佐官(国家安全保障担当)を対象とした捜査の中止を求めていた。コミー氏が大統領執務室でトランプ氏と話した後に記したメモの写しを受け取った関係者1人が明らかにした。弾劾訴追に値する司法妨害を大統領が行った可能性を示すもので、トランプ政権への新たなリスクとなる。(ブルームバーグ)

「弾劾訴追に値する司法妨害」という重大な話に事は発展していますから、米国議会は事実上ストップです。トランプ大統領にはヘルスケアと税制改革という目標がありますが、こんな状態ですから議会は全てを後回しにして、大統領の弾劾を最優先させることでしょう。

8カ月ぶりの大きな下げというだけあり、今日の陰線は確かに目立ちます。下は、S&P500指数の日足チャートです。

入れた移動平均線は、上から20日移動平均線(A)、50日移動平均線(B)、そして200日移動平均線(C)の順番になります。20日移動平均線を短期投資家、50日移動平均線を中期投資家、そして200日移動平均線を長期投資家と仮定したとします。見てのとおり、今日の大幅下落で、ローソク足は20日と50日移動平均線を決定的に割りました。極めて単純に結論すると、短期と中期投資家が崩れ、現時点で買いを考えているのは長期投資家だけです。

トランプラリーは今日で完全に終焉となったのでしょうか?S&P500指数に連動するETFの日足チャートを見てみましょう。

入れた赤い線は、大統領選挙があった11月8日から引いたVWAP(出来高加重平均)です。今日の下げは厳しい下げでしたが、ETF価格はVWAPより相変わらず上にあります。要するに、このETFを大統領選挙以来買った人たちの損益合計はまだプラスですから、確かに不安定な状態ですが、現時点ではトランプラリーは完全に終わったとは断言することはできません。

(情報源:米国株、ダウ急落し372ドル安 米政治混乱で、8カ月ぶり下げ幅 

Dow, S&P 500 suffer worst day in 8 months as Trump worries rattle Wall Street

トランプ氏がFBI捜査中止求める、フリン氏解任の翌日-関係者

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45
  ·  6 days ago

トランプは退任まで追い込まれるのかな…

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35
  ·  6 days ago

とにかくNBC、ABC、CNN、CBSなどの主要メディアは全て民主党の味方ですから、全力でトランプ崩しにかかっています。ニュースを聞いていたら、トランプは間違いなく失脚すると思ってしまいます。選挙のとき、トランプが当選する確率は10%未満と報道していた状況と同じだと思われますw

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  ·  6 days ago

とても参考になります。ありがとうございます。

47
  ·  6 days ago

きな臭い感じになってきましたね。。

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45
  ·  6 days ago

世界的な政治リスクが高まり待ってきてます。

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47
  ·  6 days ago

北朝鮮の崩壊もあるとお考えでしょうか…?

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  ·  6 days ago

嫌なことが起きないことを願います。

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47
  ·  6 days ago

トランプラリー逆再生とか勘弁ですね

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45
  ·  6 days ago

政治リスクの怖さを感じます。