一般の人が廃プラスチック問題解決にどう貢献できるのでしょうか

in #japanese6 years ago

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Image credit: Salford Angels Women's Institute

先日、このブログで、世界の廃プラスチック問題について書きました。廃プラスチック問題規模に関して、ネットで調べていた時に、一般の人はその問題を解決するために、どうすればいいのかと悩んでいました。大学の時にTreehuggerというサイトに投稿された記事をよく読んでいました。Treehuggerは自然環境を大事にしたい人向けサイトで、一般の人は環境への悪影響を減らす方法に関する情報がたくさんあります。もちろん、そのサイトにプラスチックゴミを減らす方法も投稿されていました。その方法の中に、綿棒やレジ袋の利用を減らすことなどのような方法がありました。

でも、仮にずっとその方法を使うとしても、プラスチックゴミを本当に減らすことができるのでしょうか。実は、そうではないようです。「グリーンピース」という自然保護団体の数字によると、アメリカでは、再生できるプラスチックゴミの91%は廃棄物になってしまっているそうです。ちなみに、その数字は、今年の1月に起こった、中国の海外からの廃プラスチックの輸入停止の発表の前に収集したものです。ヨーロッパでは廃棄物になってしまうプラスチックゴミの割合がアメリカより低く、70%でありますが、やはり環境へのインパクトが高い数字です。

プラスチックゴミを土に埋めると、完全に分解するまで数100年はかかります。毎年、800万トン以上のプラスチックゴミが海に捨てられています。残念ながら、今の状況で廃プラスチック問題規模が非常に大きいので、一般の人が状況を変えるには至らないようです。廃プラスチック問題を解決するために、斬新な再生技術やプラスチックを代替できる素材など、今まで実施していなかった対策が必要だと思います。将来的に、その問題を解決しないと、地球がでかいゴミ屋敷になってしまいます。

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