ドル指数は逆三尊の形成中?
ベテラン・トレーダーのピーター・ブラント氏は、ドル指数の日足チャートにヘッド・アンド・ショルダー・ボトム(逆三尊)が形成されている可能性があることを指摘しています。
Sは左右の肩、そしてHが頭を示します。赤い横線がネックラインになり、ドル指数のネックライン突破が買いシグナルです。
次に、ドル指数の週足チャートを見てみましょう。
注目は4つの矢印を入れた部分です。赤い線は大口投機筋の売買ポジション状況、そして緑の線はヘッジャーの売買ポジション状況が示されています。4つの矢印の部分に共通して言えることは、両者が大きく接近していることです。過去3回の例で分かるように、このような現象が起きた後はドル指数が上昇しています。では、今回も同様にドル指数は上昇となるでしょうか?鍵はブラント氏が指摘している逆三尊です。ネックラインの突破が決め手になりますから、引き続きドル指数の監視です。
(情報源:ブラント氏のブログ)