History of SNS and d-SNS future / SNSの歴史、分散型SNSの未来

in #history8 years ago (edited)

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After I watched a video that explained STEEM/Steemit and ALIS, a Japanese first social media using blockchain inspired by Steemit, I started wondering what will be the future of decentralized SNS or platforms that help us to monetize contents. Then I came up with an idea to write about 15 years history of SNS, which may help as to predict the future.

Let’s start from 2003 when Google Orkut was released.

Dawn of SNS (2003~)

Google Orkut was released 15 years ago in 2003 and officially opened in 2004. Back then around 2004 people were or at least I was somehow proud on being invited to the platform by someone already there. However, I did not continue using it as my main friends at that time, Japanese who speak Japanese language weren’t there and I used Japanese SNS followed Orkut more.
I was surprised to know that business SNS Linkedin started quite early in May 2003. Myspace came August 2003. It was also the year Second Life was released.

Domestic SNS followed (2004~)

In Japan, GREE and mixi followed Orkut. I thought they copied Orkut’s idea but it can be a misunderstanding because both were opened in February 2004, just after few month of Orkut’s official release. Talking about SNS in other country, XING a German SNS spread over Europe came on 2003 August about half a year earlier than Japanese SNSs.
Around 2003-2004, there was a boom of Small World phenomena or Six Degrees of Separation theory so it could be possible that people came up with similar idea of SNS around the world.
I started using GREE and shifted to mixi after Orkut. It was funny as my friend of circle expanded to foreigners both inside and outside Japan with whom I mainly communicate in English, I gradually stopped using Japanese SNS and shifted to Facebook.

Facebook rules the world (2007~)

Facebook started in 2004 one year after the release of Orkut and Linkedin exclusively for people who had an email address of Harvard university. I thought Facebook started even later like 2006 or 2007. There were delay until it was widely known probably because it was initially exclusive to quite limited people. Facebook this time was described well in a movie “The Social Network.”
I started using Facebook around 2007 when it was still only in English. Japanese version came in 2008. I remember initially the interface wasn’t well received and we Japanese were confused how to use Facebook. I had the same feeling but now we are using it daily basis and it became the most used SNS in the world and also in Japan.
I used Orkut, Gree, mixi and finally I settled on Facebook for almost 10 years, where I have the largest coverage of friends all over the world. Other than Facebook I use Linkedin to have my business profile.

After 15 years since Orkut

By seeing the 15 years history of SNS, it’s not first come first served; Facebook won against Orkut similar to Yahoo! And Google in the search engine market. Talking about global and domestic, the nature of connecting people, a SNS has to cover users all over the world in this globalization age with various language like Facebook did. Another interesting thing is that Linked in is surviving in its specialized field.

Dawn of Decentralized SNS & Social Media Platforms

There are already several decentralized social networks or social media platforms serving to real users such as Steemit, DTube, Sola and WildSpark, they are not typical SNS though. Probably there are some more. There will be a Japanese Social Media Platform named ALIS inspired by Steemit. I look forward to seeing what ALIS will be. Will they become next GREE or mixi? Or will they learn something from history.
Steemit has several problems such as definition of “a valuable content” but still I see it stays a step ahead from others. It has certain amount of users and contents, STEEM/SBD have price, and localization including Japanese is on going. On the other hand, I’m still not sure Steemit dominates the filed as first come first served didn’t work for centralized SNS and search engines ;)

It will be the 10th year of Bitcoin this year. Crypto and blockchain took or will take almost 10 years to be known widely same as the Internet. I’m interested in this field since it may change our life & work completely. Basic income may be realized in a completely different way with crypto and blockchain unlikely to the conventional government driven one.

Crypto price is not doing well these days but I still see a kind of future in crypto and blockchain especially in the content monetization platforms. Until the future comes I keep on Steemit.


コインストリートのSteemとALISの回を聞いて、分散型SNSやコンテンツをマネタイズする分散型のプラットフォームについてあれこれ考えながら、SNSの歴史というか昔話を書いたら分散型SNSなどの今後をうらなう上でおもしろいかなと思い書くことにしました。以前、人がものを書くようになった歴史について書いて楽しかったこともあり。

それでははじまりはじまり :)

SNS時代の幕開け、GoogleのOrkut

Orkutは2003年の開設、2004年1月に正式オープンしたSNSの先駆けです。知っている人に頼んで招待してもらってというのがちょっとしたステータスといった感じでした。私は多分2004年には使っていたのですが、当時交流の中心だった日本語を話す日本人の友人はあまりOrkutにはいなくて、続く国産SNSの流行もあり、徐々に使わなくなりました。ちなみに10年後の2014年にGoogleはOrkutのクローズを宣言しています。
調べていてびっくりしたのですが、ビジネス向SNSのLinkedinは2003年5月とかなり早くからサービスを開始していたのですね。そのほか有名どころだとMyspaceは2003年8月。2003年といえばSecond Lifeもリリースされています。この辺にしておきましょう。

国産SNSのGREE、mixi

Orkutに続いた国産SNSのGreeやmixiはOrkutのcopy catかと思っていたらOrkutの正式リリースから間もない2004年2月にはどちらもリリースされていたようです。確かにGREEは2004年の春には耳にしたか使ったか記憶があります。どういう関係なのだろう。当時スモールワールド現象や六次の隔たりといったネットワーク上の関係に注目が集まっていたこともあって偶然?
私はGREEから使い始めてmixiに移りました。ただ、友人の範囲が日本語を話す日本人以外にも広がる中、Facebookを使い始めて最終的にはどちらも徐々に使わなくなってしまいました。

グローバルが世界を制する?Facebookの登場

FacebookはOrkutやLinkedinに遅れること約1年、2004年にハーバードのメールアドレスを持つ人たちに対象を絞って公開されました。この辺の経緯は映画ソーシャルネットワークで見たという人もいると思います。
招待制以上に限られたユーザーでスタートしたこともあって、一般への認知は遅れたのかもしれません。私がFacebookを知って使い始めたのは2007年くらいでした。遅れて来たように見えて意外とスタートははやかったのですね。
2008年には日本語版がリリースされたものの、当初は国産SNSと違ってなんだかわかりにくいぞ・・・という印象を持った人が多かったようで、私もなかなか慣れずにいました。そんな問題はありつつも、世界でシェアをとり、今では日本でも最もユーザー数の多いSNSではないでしょうか(LINEやTwitterはSNSではないとして)。総務省の情報通信白書の統計が参考になります。
Orkut、GREE、mixiと転々としてFacebookに落ち着いてもう10年以上経とうとしているのは多分友人を一番多くカバーできるからです。Linkedinは仕事のプロフィールとして数年使っています。

Orkutから15年

こうして歴史を見てみると、先行したOrkutにかわってFacebookがシェアをとり、必ずしも早い者勝ちではないことがわかります。検索エンジンマーケットではYahoo!に変わってGoogleがシェアをとっています。グローバルかドメスティックという観点では、人と人をつなぐという性質上、特にこれからの時代はますますグローバルなユーザーをカバーしている必要があり、さらにFacebookのように多言語をケアする必要もあるでしょう。もうひとつおもしろいのは用途が特化しているLinkedinは生き残っているということです。

どうなる分散型SNS

分散型SNSやソーシャルメディアプラットフォームは今後どのように発展していくのでしょう。私の知っているものだとSteemit、Steemit同様にSTEEMブロックチェーンを使ったDTube、Sola、WildSparkがあって、Steemitに影響を受けたという日本版分散型ソーシャルメディアプラットフォームALISのクローズドβがまもなく2018年4月に公開されます。ALISはGREEやmixiのようになってしまうのか、さすがに過去から学ぶのか。SteemitやALISといったプラットフォームはいわゆるSNSというよりもユーザーがコンテンツをマネタイズできるソーシャルメディアプラットフォームで、必ずしもSNSがたどって来た道とのアナロジーで語れるわけではありませんが・・・。
SteemitユーザーのSteemitびいきと言われそうですが、現状を見わたすと「価値のある投稿って何?」といった問題はありつつもSteemitが一歩抜きん出ているように思います。ユーザーがいて、コンテンツがあって、STEEMやSBDに値段がついていて、日本語化はじめローカライズが進んでいるというところもグローバル化という点で期待できて、Orkutにならないことを祈るばかりです ;)

おわりに

ビットコインの運用が始まったのが2009年で、一般に仮想通貨やブロックチェーンが認知されはじめたのが2017年(その前にも悪名高きマウントゴックスの事件のあたりで小さなブームがあったものの)で10年近い年月を要しました。ウェブも90年代の黎明期から10年後、各種サービスが出てきてスマートフォンが普及してより一般的なものとなりました。

分散型SNSやソーシャルメディアプラットフォームの行方はどうなるのでしょう。仮想通貨はいまいち元気がない感じですが、ベーシックインカムなどとの絡みからも気になる分野で、静かなうちからウォッチしつつ使いつつでいきたいなと思います。

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興味深い投稿ですね!
実は私も以前にSNSの変遷について記事で書いたことがあります。
https://steemit.com/japanese/@sho-t/sns

分散SNSの可能性と、一方での価値ある投稿とは?というところは難しいですよね^ ^
現状は人間同士のリレーションで価値付けされている部分はあるかと思っています。

@sho-t さん、当時読んだ記憶があります。upvote してないですね、、、ごめんなさい、コメント upvote しておきました :) 半年前は Steemit に戻ってきたくらいの頃で実感湧かずだったのですが、SNS はどうあるべきか(ソーシャルメディアという意味でも)考えることの多いトピックですね。私は誰かが行動するきっかけになる投稿をできればと思っています。一つ前のうさぎパンの投稿もくだらない「見て見て :D」な側面がありつつ、誰かがつくるきっかけになったらいいなと思いつつです。そんなライトなものと織り交ぜつつ、社会や歴史、技術について時々長々かけたらいいなというのがこの半年でかたまってきたスタイルです。

コメントvoteありがとうございます!

投稿にスタイルを考えられているのはとても良いですね!
私はまだ、スタイルが確立できていません^^;
フィーリングで書きたい内容を書いてしまっているので、
何か軸は持てるようになりたいです^^(それにはもうちょっと時間が必要かもですね)

sho-t さんスタイルあると思いますよ。仮想通貨やブロックチェーンのことや、そこを交えた将来の社会のことなど :)

ありがとうございます!
言われてみると、確かに将来性を見据えた話の内容が多い気がします!
それを緩くスタイルみたいにしようかなと思います^^

こういう読み応えのある記事に出会うと、すごく嬉しくなります^^

まだ SNS とソーシャルメディアプラットフォームの切り分けがうまくできていなかったりでおはずかしいですがうれしいです :) ありがとうございます!

私も実際@akipponnさんが書いているSNSはほとんど利用したことがあったり、今も利用しているのも多いです!
色々とトラブルなど問題点とかもありますが、SNS疲れにならない程度の距離感がちょうどよいかなと個人的には思います笑

SNS、たしかに、人間関係のトラブルや SNS 疲れなんてのも問題としてありますよね。私は一時期ちょっとした時間があれば Facebook や Twitter をチェックしていた時期がありましたが、いつの間にかなぜかするっと脱しました ;) ちょうどよい距離感大事だと思います。

いろいろ勉強になります。restreemさせて戴きましたw
私はfacebookと平行してtumblerとかello, pinterestを使ってみましたがこの3つのうち今も使ってるのは情報収集目的のpinterestだけですね…。

おはずかしい、でもありがとうございます :) そして ello の名前があがるとは。私は Tumbler は子どもの記録をプライベートモードで書くのに使っていて、pinterest はものを作るヒントなど検索した時に結果によく出てきてずるずる見だすと止まらない・・・という感じです。

元々SNSを使っていなかった人間なので、GREE、mixi以前のものは名前すら知りませんでした~ 勉強になります。

価値のある投稿って何だろう、価値のある投稿に報酬を集めるにはどうしたらいいんだろう?というのは私もずっと考えているのですが、Steemitに関して言えば、現状のしくみだと難しい気がしてきている今日この頃です。

SNS使っていなかったのですね!私はIT業界で働いていたこともあってどちらかというとはまってきた方です ;)
価値のある投稿の定義難しいですね。そもそも「価値の有無」は相対的なものなので、そこをグローバルな単一指標 upvote で扱うっていうのもなんだかですよね。ご飯命の私にとっておもしろいご飯の投稿も、ご飯は栄養だけでいいやって人にはおもしろくないということは十分にあると思います。このあたりどう消化したらいいのでしょうね。コミュニティーで最適化されてよしとするのかな。。。
使いつつ考えつつでいけたらと思います :)

コンテンツの質ということについて言えば、Steemitはnoteに比べて全体的に劣ると思っています。ガチでブロガーだったりする人がなかなかSteemitに来ない、来ても続かないという面について考えるべきではないかなと思いました。

というか、価値のある投稿は何かなんて考えすぎるのもよくないような。私はしょせんお小遣い稼ぎ、しょせんSNSと割り切った方がいいと思います。

もしかすると検索やニュースサイトで note に書かれたものを読んだことはあるのかもしれませんが note 意識していませんでした。外国のものだと Medium もガチですよね。Steemit の ワードプレスプラグインを開発している人たちがいるのを以前見かけて、ワードプレス投稿時に Steemit にも投稿する仕組みはちょっと難ありですが、プラットフォーム横断でベースに Steem ブロックチェーンがあるみたいなデザインができると他のプラットフォームのパワフルな書き手も取り込むことができてよいのかも、なんて思っています。

Delic!
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